ヌッシー疑似餌同好会

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【地域】 明石
【海況】 中潮 曇り 
【釣り船】魚英
【釣り座】左艫
【釣行者】ヌッシー 

 

先週の木曜日から始まった明石近海サワラ爆釣祭り。
ヌッシーが沼島へハモ食べに行ってる間に勝手に始まったサワラ祭りですが、ヌッシーもサワラ食べた〜い!

しかし急に居なくなるのがサワラという魚。
いつも乗る木曜日まで待っていてはサワラが居なくなるのは必至。今度の木曜日はイッシーさんも参加されるとのことなので楽しく釣りが出来そうですが、サワラも釣りたい…。
考えた末にサワラ優先で今週も月曜日に魚英に乗ることになりました。

よって本日の至上命題は「サワラを釣る」、この一点です!

雨上がりで薄ら寒い明石港に集まったのはヌッシーと同じくサワラを釣りたいと集まった15〜16人。
ヌッシーは知り合いのイエローシューズブラザーズH房(弟)さんと一緒にナオチャン船頭の2号艇に乗船。
二人で大艫に陣取りナオチャンの話し相手も兼ねます(笑)
2号艇は6名乗船。ヨシノブさん船頭の1号艇は10名位乗船です。

例によって明石海峡周辺を魚探して彷徨いますが…

魚おらん!!(爆)

魚の気配すらありません。
サワラどころかベイト反応探すだけでも一苦労。

神戸沖でサワラを狙って皆でジグをしゃくりますがあまりに釣れないので必殺サビキ仕掛けを投下してみると…

1撃でええ型のアジが釣れました!
わ〜い わ〜い!
これが船中1匹目の魚です。
やっぱりサビキは必要やねぇ〜
続けてサビキを落とそうかと思ったとたんに「移動〜」の合図。
がっくり…

ここからあっちを彷徨いタチウオ狙い、こっちを彷徨い大型青物狙いしますが全員かすりもせず。
一時だけイエローシューズブラザーズH房(弟)さんがツバスを何回か掛けましたが全部ばらし。

昼頃になってナオチャン曰く「明石海峡大橋の西側へ移動する」とのこと。
ははぁ〜ん!いつでもサッサと港に帰れるように近づいてるな!(笑)

橋の西側に付くと、おおっ!単発的ながらツバスが沸いています!
何だかちょっとだけチャンス!

軽い隊長ジグを遠投してフワフワしゃくってると…
ヌッシーツバスヒット!
これはばらせません!
ちっこいツバス相手ですが何分もかけて慎重に巻き上げます。

やっと釣れたツバスナオチャンに「どの辺りの水深で釣れた?」と聞かれましたがサッパリ判らず(爆)
だって殆どやる気なかったんですもの…

上がってきたのはまぁまぁええ型のツバス。
この日2号艇初めての青物です(笑)

続けて釣ってやろう!
と思いましたが結局この後も誰にも何も釣れず本日は納竿となりました。

本日釣果
ヌッシー : ツバス1匹 ・ アジ1匹 (竿頭 笑)

ツバス1アジ1竿頭(爆)あぁぁぁ〜!
サワラどころか何て悲惨な釣果なんだぁ!
しかもヌッシーのこの2匹で竿頭なんてどないなっとんねん!
ここ3回続けて撃沈です。

いつまで続くのかこのドン底釣果…

あ、久しぶりに渋々券貰いました(笑)

ツバスとアジは帰宅後速攻で刺身にしました。
美味しかったです。
トホホ…。

先日購入したウルクスのマシンカットハンドルノブ。
左巻きのラシードに付けてみたのですが極めて良い感じ!!
かなりのお気に入りです。

他のリールにも付けてみたい!

白羽の矢が立ったのは現在オーシャンマークのダブルハンドルが付いているミリオネアSW。
この初期バージョンのオーシャンマークのダブルハンドルは径が小さいことからやや巻きパワー不足気味。
オーシャンマークのこのハンドルは高いクセにベアリングが1個も入っていないのが不満でもありました。

ヌッシーとしてはこのミリオネアSWはもうちょい「径」が大きいハンドル、ハッキリ言えばシングルハンドルで使いたいのです。

よし!ウルクスのハンドルノブと何かのシングルハンドル買ってミリオネアSWをシングルハンドル化しよう!

調べてみると先日出たばかりの人気小型電動リール「シーボーグ150S」のハンドルが同じSクラスタイプのハンドルで、しかも格好良いシングルハンドル。

そこでエイト2にてシーボーグ150Sのハンドル組み一式を注文。

更に先日の明石釣行時の帰りに垂水の釣りエサ「さんぺい」に立ち寄ってウルクスのハンドルノブを購入(2500円)
(注:現在は釣り具のポイント播磨店・伊川谷店で販売しているようです)

今日になってエイト2のワッキーから「部品入りましたぁ〜」と連絡受けたので早速引き取りに行ってきました。

ミリオネアをシングルハンドルにシーボーグ150S
ハンドル(NO116)3990円
ハンドルナット(NO117)105円
ハンドルキャップ(NO118)263円
上記金額は税込み

この3点です。

それと先日購入したウルクスのハンドルノブS(2500円)

オーシャンマークより安い!!

で、早速取り付けです。
ウルクスのハンドルノブには2個のベアリングが付属していますが、シーボーグのハンドル組みには1個しか使用しません。
シーボーグのハンドルを分解して、外したハンドルに付いている白い樹脂製のカラーを1個取り外し、ウルクスのハンドルノブの付け根側に入れて組み立てます。

シングルハンドル1

で、完成!

カッコイイぞ〜!

ドラグプレートとの干渉も無く、ハンドルのカーブが誂えたかのようにピッタリフィット!

ハンドルノブの取り付け点がダブルハンドルよりもロッド寄りに近づいた為に右手と左手もより近くなって巻きやすさアップ!!

シングルハンドル2イカす!!

シングルハンドルにした場合の唯一の不安点は真下に落とし込んだ場合ではなくキャストした場合にハンドルの重みでクラッチが入ってジグ等が飛ばないと言う問題なのですが、この組み合わせではハンドル一式が軽いためクラッチが誤って入ってしまう問題は起きなさそうです。
(どうやらクラッチを切るとハンドルを軽く固定する機能が働くようです)

かなり無理目に振ってみてもクラッチが入ってしまう事はありませんでした。ほっ。

ええぞ〜!良い感じやぞ〜!

あ〜釣りに行きたい!!

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【地域】 明石
【海況】 中潮 晴 
【釣り船】魚英
【釣り座】右ミヨシ
【釣行者】ヌッシー 

 

前回皆さんが爆釣してる中で一人だけ釣れないと言う大失態をおかしたヌッシー。
う〜ん悔しい!!
名誉挽回したい!!

しかし今週は木曜日に所用があるために参戦は無理。
と言うことは来週…まで待てない!!

昨日の夜に魚英のナオチャンに「今日の感じはどうだった?明日は良さそう?」と聞いてみたところ「ダメ!明日も…アカンやろなぁ〜」との期待を裏切る答え(笑)
「でも今日はイイダコ爆釣したよ!いい人200杯!」との報告。

お!イイダコ良いねぇ!
しかしおせち料理の定番であるイイダコは冬の風物詩。こんな真夏に釣れるの?
「何か知らんけど爆釣!半分位は飯(イイ)入ってるよ!」とのこと。

それは面白そうやね!じゃぁ参戦するか!

早朝、浜に着いてみると意外と風が強く肌寒い感じ。
Tシャツ+短パン+クロックスでは寒いなぁ〜まぁ日が昇ったら暑くなるだろうけど…。

今日はいつのも木曜日ではなく月曜日参戦なのでちょっとしたアウェイ気分で釣り開始です。

朝から明石海峡大橋付近をウロウロ流しますが、目当てのツバスは皆目釣れず。
船中10人で3匹だけ釣れて終了!
予想通りと言うか予想以上に厳しい海況です。

こりゃぁリベンジどころか返り討ちか?!

移動。
鹿ノ瀬奥でタチウオ狙います。
他の釣り船も続々と集まってきます。よそも全然釣れてないのね〜。
しかしタチウオも渋い!!(>_<)
どの船も全然釣れません。

と思ったところにヌッシーヒット!!
上がってきたのは「食べるところ無し」な感じのペンペンタチウオ(笑)
周囲の全ての船を含めてこの1匹のみでタチウオポイント終了です。
(ペンペンタチウオは1匹では持って帰るだけ面倒臭いのでそっと隣の人のクーラーに入れておきました。笑)

 

あぁ予想通り魚は釣れませんでした。
まぁいいや…

気を取り直して本日のメインイベント!
イイダコ釣り開始です!
場所はイイダコと言えばここ!と言う位有名な二見沖。

今日はヌッシーイイダコに対する準備は万全です!
固めの竿が良いと思われるので鯛カブラ竿に、右手で竿を終始振り続けられるように左巻きのリール装備!!

すぐに釣れました(笑)

ここから右隣に座った魚英のナオチャンと一進一退の攻防開始です!
竿頭200杯と言う前日ほどノリは良くないですが、それでも結構イイダコが乗ってきます。
しかしばれるイイダコも多く、乗せる技術+フッキングさせる技術が求められます。

かなりテクニカルで結構はまります(笑)

ナオチャンに3〜4匹先行されつつ10杯、20杯、30杯と数を稼いでいきます。
しかし途中で急にナオチャンにグッと差を付けられ…

これは追いつけん…

差が10杯以上になってしまいました。
試しにナオチャンが使っているイイダコテンヤ(タコを釣る仕掛け)に換えてみると若干釣果アップ。

イイダコ煮付け午後2時に納竿となった時点でヌッシーはイイダコ54杯(イイダコ竿頭)になりました。
しかし本当の竿頭はナオチャンの70杯位なんですよねぇ…

ナオチャンの分もちょっと貰って60杯位を持って帰宅。
ヌッシー母とそのお友達の皆さん寄ってたかって下拵えして速攻で煮付けにされました。
結構美味しい!

まぁ青物リベンジはまたの機会に果たすことにします。

本日釣果
ヌッシー : タチウオ1匹・イイダコ54杯

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【地域】 明石
【海況】 大潮 薄曇り 
【釣り船】魚英
【釣り座】左ミヨシ
【釣行者】ヌッシー ちとむさん イッシーさん しおざきさん

 

今日も魚英に出撃!
チーム木曜日の3人全員仲良く並んで乗船です。
ヌッシーは前日から体調不良。朝からちとむさんにバファリン貰って頭痛をやり過ごします。
しんどいけど今日はカンパチ釣ったるで!!

ここの所絶好調の明石海峡付近、今日も港を出るとすぐに大船団が出来ています。
程なくして魚探には魚の反応が濃く映し出され、海面にも逃げまどうイワシと追う青物の姿がバシャバシャ見えて非常に良い感じ!

すぐにヌッシー右隣のちとむさんがツバスを釣り上げます。
すぐに負けじとヌッシー左隣のしおざきさんもツバスをゲット!
負けじとちとむさんがメジロ!しおざきさんがツバス!
ちとむさんがもう一つメジロ!しおざきさんが鯛!!
ちとむさんがツバス!しおざきさんがメジロ!
  ・
  ・
  ・
おいおい!
ヌッシーを挟んで両隣で爆釣していますが、何故かヌッシーにはアタリすらありません。
大ミヨシのイッシーさんも渋い様子ですが、ヌッシーと比べるとアタリはあるしたまにツバス釣れるしまだマシ。

何でヌッシーに釣れないの?

しかし今日は非常に絶好調な明石海峡。
ヌッシーの乗ったヨシノブ船長の1号艇では殆どの人が魚を釣り上げてボウズはヌッシー含めて2〜3人。
僚船のナオチャン船長2号艇でも一人以外全員メジロを釣り上げるという活況!!

しかし何故かヌッシーにはかすりもしません。
何故??

ヨシノブ船長には「針付いてへんのちゃうの?(笑)」とからかわれ…

確かに誰しも調子の悪いときはあります。
しかしこれだけ魚がうわずって誰でも釣れる状況でヌッシーだけ釣れないのは明らかに変です。
いや、針はちゃんと付いてるって!

誰かの真似っこしようにも、右隣のちとむさんはフワンフワンとのんびりちゃくってますし、左隣のしおざきさんはビシバシ高速でしゃくってます。
どうやらしゃくり方やジグの色やサイズの問題では無いようです。
と言うかジグを落とせば釣れる状態。

う〜ん判らん!!

泣きかけた8:30頃、ようやくヌッシーにツバスがダブルでヒット!
貴重な魚なので慎重に慎重に釣り上げていたら周りから「メジロ以上に慎重やな」とまたからかわれ…。

しかしこのツバス2匹をもって朝のフィーバータイム終了〜!

周りは既に満足げな顔ばかりです。
ヌッシーは大いに不満。っていうか何で釣れへんの?!

その後釣れなくなった明石海峡界隈をフラフラ彷徨いますが特に何も釣れず。
ヌッシーもツバスを1匹追加しただけで終了〜!です。

下船後、魚英の説教部屋でひとしきり考えてやっと釣れない訳が判りました。
それは…
当初から大物ポイントでカンパチ釣ることしか頭になかったためにメインタックルのリーダーを50ポンドで巻いていたのです。
ツバス相手ならもっと細くて良かったのに…
これしか他の人と違う点は見つかりません。
太いラインが魚に見切られていたのであればアタリすら無かった事も説明付きます。

あぁぁぁぁ…
やっちゃった…
わたぁくしぃ〜本日ぅ〜未熟者ぉ〜〜です。

本日釣果
ヌッシー : ツバス3匹
イッシーさん : ツバス4匹
ちとむさん : メジロ2匹・ツバス〜ハマチ7匹・サバ1匹
しおざきさん : メジロ1匹・鯛1匹・ツバス沢山

 

一から修行し直してきます…

今日から始まったフィッシングエイトグループの会員向けセール。
サンクスクーポンヌッシーの所にもセールの案内が届いていました。
お!2000円券付き!!
説明によると2000円券は8〜12万円をこの半期に買い物に使った人に送られるとのこと。
って言うことは少なくとも8万円も使ったって事?!
そんなに使ったっけ?
確かに鯛カブラ用の竿を1本買ったけど…8万円も…

まぁいいか(爆)

折角なので2000円券を使ってみることに。
どうせなら普段買わないような物をこいつで買ってみよう!

ドラググリスと言うわけで購入したのはスタジオオーシャンマーク社が出しているドラグ用のグリス
テフロングリースです。
柔らか用と固い用があるのですが、オシアジガーに使いたいので迷わず固い用をチョイス。
小指の先ほどのグリスですが値段は2625円もします。
高っ!

以前にオシアジガーをメンテしたときにドラグ用に柔らかいグリス(セラミックグリス)を使用したせいか、ここの所ドラグが緩すぎて困っていたのでした。
これならそこそこのドラグ強度を出せそうです。

早速使用帰宅後早速オシアジガーを分解!
ドラグも分解して脱脂。

で、このドラグ用グリスを塗り塗りしてから再度組み立て。
かなりこの機種の分解にも慣れてきているので作業早い早い〜!
ドラグを滑らせて塗りの均一化を図ってみて…

で、結果は…

う〜む…

結構緩い(笑)

良いように言えば滑らかです。
セラミックグリスと比較すると同じ締め方だとやや固い様子。
でも限界まで締めても結構緩いのは同じ。
まぁこれでも十分青物は上がるから大丈夫だけどね。

でも2625円の価値があるかどうかは微妙ですね。
それとも暑い夏場だから緩いのか?

まぁ様子見です。

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【地域】 明石
【海況】 長潮 雷雨(命懸け) 
【釣り船】魚英
【釣り座】左大ミヨシ
【釣行者】ヌッシー ちとむさん イッシーさん

 

今日もいつもの明石のジギング船「魚英」に出撃。チーム木曜日の3人揃って参加です。
ヌッシーもちとむさんもここの所非常に釣果に恵まれていたので今回も釣れる気がします。イッシーさんは久しぶりのジギングと言うこともあり気合い十分!

8.23天気図天気図を見ると去年の8月25日も同じような天気図で、ツバスが爆釣したことからも今回は期待大です。
(唯一違うところは今年は前線を伴っている点)

前日には酷い雷雨がありましたが、今日の天気予報は曇りとのことなので大丈夫でしょう。

ワクワクして殆ど寝られずに3時起床、そのまま買い出し兼ちょっと仕事をこなすために自分の店に向かいます(コンビニなんです)
しかしここで夜間メンテナンス中の店舗設置ATMが使えない事に腹を立てた酔っぱらいに捕まってしまいました。
全然埒があかないので警報スイッチを押して警備会社と警察招集。
無駄な時間を使ってしまいました。何より折角の休日の出だしにケチが付いてイヤな気分です。
体力20%ダウン・テンション20%ダウンのまま一路明石へ。

道中何度か激しい雨に遭遇します。
大丈夫かな?まぁ朝になったら上がるでしょ。

不穏な明石海峡しかし予想(希望)に反して明石は不穏な空模様。
メチャクチャ低い真っ黒な雲が空を覆い、あちこちでピカピカ稲光がしています。そしてそこかしこに激しく降る雨も見て取れます。
怖っ!
ちょっと港で様子見してから出港しようね!
(ちなみに今日の乗船者は超常連6名+お子様1名です。
普通であれば絶対釣れるメンバーです)

ところがヨシノブ船長は「ほな行くでぇ〜」と出港!
マジですか?!
出港直後から激しい雨も降り出しました。
マジですか?!
あぁぁ!東の三宮の方で激しく稲光がしています!
あぁぁ!見ると西の二見の方から土砂降りの雨とともに稲光も接近中!!
稲妻サラウンド状態です。5.1chも真っ青!

怖いぃぃ〜〜!!(マジ)

ヌッシーのテンション急激にダウンです。

ヌッシーは稲光が気になって釣りに集中なんて出来ません。
逆に「釣れてしまったらどうしよう」なんて考えています。デカいの掛かって釣り上げるのに時間かかってる間に雷雲接近したら怖いですから。
こんな中で雨具も無しで気合い十分のイッシーさんの気が知れません(笑)

たまに大型青物のアタリらしきものはあるのですが、皆腰が引けているので全然しっかりフッキング出来ずにばらしの連続です。

天気は豪雨。雨具ごとビショビショです。寒っ!

そんな豪雨も幾分マシになってきた9時頃、垂水沖でちとむさんに何やらヒット!竿がブチ曲がっていますが…
どうやら地球を釣り上げた様子(笑)
まぁ今日は判りにくいからねぇ〜体は半歩船内に引っ込めているし。
イッシーさんも「ちとむさん垂水釣らはったんですか?笑」と冷やかしています。垂水は釣り上がらないねぇ〜(笑)

しかしこの直後に本当に何やらちとむさんにヒット!
ヌッシーが「それ魚?それ魚?垂水でしょ!」と冷やかしてみても「垂水ちゃうわい!」と返ってくる所からして本当に魚の様子。
井端さんと結構あっさり釣り上がったのは何と72cmのカンパチ!
うぉぉ!スゲェ〜!
魚英のジギングダービーカンパチの部暫定トップになる魚です。

ちとむさんやりますねぇ〜!これで3連続で青物釣り上げています。なかなか出来ませんよ〜。
釣り運が良いのか腕が良いのか…。

この辺りからやっと天気が快方に向かってきました。

カンパチも上がったことから一同気合いを入れ直して皆でジグをしゃくり続けますが以降パッタリとアタリすら無くなりました。
ヌッシー完全に気力が折れてしまいました。
皆さんにアンケート取ったところ、ほぼ全員一致で「タチウオ釣りに行こう!」となったので11:30頃から移動です。

結構長い距離を走って大阪湾中心部へ。
タチウオ狙いの船が集結しています。
最近の各釣り船の釣果を見ますと1日釣ってタチウオ0〜13匹位なのでかなり釣果は渋い様子。
まぁお土産でもちょろっと確保出来れば良いやとタチウオ釣り開始です。

しかし本当に渋いタチウオ釣りでした。
天気は良くなって今度は暑い位ですが、釣果の方はなかなか伸びません。
まぁそれでも各自ポツポツ釣果を伸ばし、何故かヌッシーには良い型が揃った(それでも指3本クラス)のでお土産は確保出来ました。

タチウオ釣りを小一時間して納竿。

タチウオ10匹本日釣果
ヌッシー : タチウオ10匹
イッシーさん : タチウオ7匹
ちとむさん : カンパチ72cm タチウオそこそこ

ちぇっ!50Lのクーラーなんて持って行くんじゃ無かったよ。

しかし今日は過酷な釣りでした。
精神的に疲労困憊です。
ちょっと当分立ち直れそうにありません。

下拵えあ、帰宅後タチウオは大きめ3匹を塩焼き用にカット、その他はクルクル巻いてテンプラに出来るように3枚おろしに。
この3枚おろしが手間なのよねぇ〜。
我ながらようやるわ…。

タチウオは10匹中、卵を抱いてるのが2匹・10cm位の海老を丸飲みしてるのが1匹いました。

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【地域】 明石
【海況】 若潮 晴れ 南東の風3 
【釣り船】魚英
【釣り座】左大艫
【釣行者】ヌッシー ちとむさん しおざきさん

 

台風直撃で船が出なかった先週を挟んで2週間ぶりの明石ジギングです。

今日も平日だというのに魚英は2隻満員御礼。
1号艇はヨシノブさんが船頭でエイト玉津の面々と何人かの常連さん。
ヌッシー達が乗る2号艇はナオチャン船頭でミヨシ側に全員初心者の6名さんが全員レンタルロッドで乗り、ヌッシーが左大艫・しおざきさんがその前・ちとむさんが右大艫のオーダー。

取りあえず釣れる物を釣ると言う作戦ですが、何やら釣れない気配も濃厚です(笑)

出港直後は港周辺をポツポツ廻りますが誰もかすりもせず。
よく見るとミヨシの初心者6名さん達はかなり危なっかしい釣りを展開してはります。
この間にしおざきさんがシーバス1匹ゲット。

回り回って8時前に淡路島側の松帆沖へ。
ここでヌッシー、ミヨシに乗った6人さん達が釣りの基本中の基本である底取りが出来ていないのを見かねてしまいました。
人の事は放っておけばいいってものですが、このままでは確実に彼らの飛ばしまくったラインとオマツリしてしまうのは必定。
自分の身を守るためにもここは一つ基本だけでも優しくレクチャーしてみようかと…

一番近くのお兄さんに「ちょっと竿貸して下さい」と竿を借り「底取りしないと釣れませんよ、こうするんです」とスピニングでの底取りをレクチャー。
皆さん結構真剣に聞いてくれています。
で、底取り実演した後、どうせ底までジグが落ちているのだからとついでにジグのしゃくり方もレクチャーすることに。

「こうやってタンタンタンと巻いてストップ入れて、タンタンタン…」

ガコン!!

おお!何か釣れた!!(爆)

説明中に魚がかかってしまいました。
引き方からすると確実にええ型の真鯛です。
しかしレンタルロッドのリールのドラグは固着しているのでリールでのいなしが効きません。加えて竿も普通の固いジギングロッドですので竿でのいなしも効きません(汗)

これは…このまま釣り上げてしまおう!

説明中に釣れた真鯛意外と難しいです。
まぁそれでもガッチリと上がってきたのは54cmの食べ頃真鯛。
色も綺麗だしイワシ喰ってるからかお腹もパンパンですし、松帆の魚なので旨いこと請け合いです。

でも人のタックルで釣れた魚…それも説明中に…
微妙〜〜〜!(笑)
ナオチャンにも「大先生!」とかからかわれるし…

魚が釣れたので再度同じラインを流します。
するとヌッシー&ちとむさんに恐らくサワラと思われる魚がヒットし即ばれました。
う〜む高級魚逃がしてしまった…

背中でジグ喰ったシーバスしかし直後の流し(8:30)でまたまたヌッシーにヒット!!
かなり引きます!
「青物や!」
やったぜ!と思いきや上がってきたのはシーバスのスレ掛かり。背中でジグを喰った器用な魚です(笑)
正直シーバスなんてどうでも良いと思ったのですが、皆から「それ旨いで!」と言われたので取りあえずキープ。

取りあえず移動です。

潮が流れ始めたので潮を追って大型青物を狙うとのこと。
そう言えばこのあいだもこんな展開で鰤が釣れました。
ちょっと船の排気ガス吸い込んで船酔い気味ですが頑張ってみるか…

えっと…こんなジグにこんな針付けて、こういう風にフワンフワンとしゃくると…

ガツン!!

おおヒット!(笑)
本当にいきなり魚がかかりました!

うん、前回ほど大きな魚じゃ無いね、大ハマチ位かな?
等と思いながら10M程巻き上げた所でいきなり魚が猛烈に引き始めました!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜!
竿が伸されています。リールからは糸が出っぱなしで全然巻き取り出来ません。
楽しいぃ〜!でもしんどいぃ〜!(笑)

何とか船縁まで巻き上げて魚が見えました。
お!大きなメジロ!!
と思ったところで何故か魚が船底に張り付いて見えなくなりました。
???

何してもビクとも動きません。
何で??
このままではヤバいので覚悟を決めて必殺スプールフリー!!
魚を自由にさせて事態の好転を図ります。
リールのクラッチを入れなおして…

あれ??まだ魚が動きません。
何より船のスクリューの近くなので気が気じゃありません。
再度スプールフリー!!&クラッチON!!
でも船底から動きません。

その時にしおざきさんが気づいてくれました。
右ミヨシ(ヌッシーとキャビンを挟んで船の対角線上)の初心者さんが何か必死に竿を曲げて引っ張っていることに…

「そこっ!糸出して!絡んでるよっ!」
ここでやっと魚が動き出しました。
どうやらミヨシから飛ばされた糸に魚が絡んだ上に船の両サイドから引っ張り合いっこしていたようです。
そりゃ動かんわ…

またまた大メジロゲット何とかナオチャンのタモに収まったのは前回ほどではありませんが良く太った大メジロ!!
2回連続で大メジロゲットです!!
イエス!!
やったぜ!!
今回は前回よりも少し寸が短い76cm、重さは前回よりも軽いです。恐らく5kg位でしょうか。

気をよくしていると誰かが「来たっ!来たっ!」と叫んでいます。
格闘中のちとむさん見るとちとむさんが格闘中(笑)
同じように竿が伸されてラインが出っぱなしになっています。

今度はヌッシーのように絡ませる訳にはいかないので念のために全員の仕掛けを引き上げさせて、更にナオチャンに船の向きを微調整してもらってランディング。

上がってきたのは79cmのやや細長いメジロ!!
ちとむさんやりました!!
何だかヌッシーまで嬉しくなっちゃいました!!

しかしこの辺りからヌッシーの船酔いが少し進行。
吐くほどではありませんがずっとほろ酔い(?)状態が続きます。
あ〜もう釣れたからいいよ〜
もういつ帰っても良いからねぇ〜
でもまだ9:15です(爆)

ここからあちこち彷徨いますが何も釣れず…
う〜しんどい〜
早よ帰ろぉ〜

結局以後何も釣れずに13:00頃に早上がりとなりました。

メジロ鯛シーバス!!本日釣果
ヌッシー 大メジロ76cm 真鯛54cm シーバス1
ちとむさん 大メジロ79cm
しおざきさん シーバス1

うほっ!2回続けて大型青物釣れたよ!!
真鯛は紆余曲折の末、竿を借りた兄ちゃんに進呈することに…

さて、帰宅後すぐに晩ご飯。
メジロは激ウマだった前回と違っていたって普通っぽいなぁ〜
旨い旨いと噂のシーバスはどんなやろ?

シーバス絶品!で、食べてみました。
予想通りメジロは普通ぅ〜のメジロでした。
可もなく不可もなく…

しかし…

驚いたのは洗いにしたシーバス!!
何も付けずにそのまま食べても臭み0で激ウマ!!
マジで旨いです!
と言うか今までのシーバスは何だったの?!

ちょっとあまりのショックに言葉も出なくなってしまいました。

デカルチャ〜〜〜!!

 

追記
タックルの問い合わせが多いのでヌッシーのセットで参考になればどうぞ…

ロッド   : ゼナック whippyベイト2番(100g負荷位)
リール  : シマノ ジガー1000(ハンドルは2000)
PE    : ダイワ ソルティガセンサー2号/35lb
リーダー : ナイロン50lb
ジグ    : 2dajig ピンク 130g
フック   : オーナー カットマグロ18号 ザイロン50号

恐らくライトに出来るギリギリ下限でしょう。
もう少しハードな方が今年の大メジロにはよろしいかと思われます。

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【地域】 明石
【海況】 中潮 薄曇り 
【釣り船】魚英
【釣り座】左ミヨシ
【釣行者】ヌッシー イッシーさん 
      ちとむさん 赤いレインウェアさん

 

今日はいつもの魚英平日組全員集合です。
前日までの話では何が釣れるか何を狙うか判断つきかねたのでタコ・鯛・青物・シーバス何でも来い!な装備で参戦です。
右大ミヨシに赤いレインウェアさん・右大ミヨシから順にイッシーさん・ヌッシー・ちとむさんの席順。
別船で鯛・タコ狙いの船が出ましたが、ヌッシー達が乗るのは親父さん操船のジギング船で乗客9人全員が常連さんと言う心強いメンバーです。

開始直後の明石海峡大橋ケーソン。
潮がまだそんなに流れてないし青物なんて来ないでしょ〜と言うわけでヌッシーとイッシーさんは鯛カブラ落とします。他の人達は皆ジギング開始。

すると「ゴン!」とヌッシーに鋭いアタリがあって上がってきたのは30cmちょいのアコウ!!
いきなりの高級魚にすっかり得意満面のヌッシーです!!
ふふふ、だからまだ青物なんて来ないって!!
等と調子こいていると…

「ヒット!!」声がしたのは背中合わせな赤いレインウェアさん。
見ると竿がブチ曲がっています。
何?何?もしや青物?!

ナイスなカンパチそのもしやでした。
上がってきたのは70cmのカンパチ!!
スゲー!!
やられたよ〜!
すぐにヌッシーもジギング開始するも時既に遅く…。

魚英今期初のカンパチゲットです!

その後明石沖界隈を彷徨う魚英1号艇。
しばらくしていきなり良い型のメジロ(これまた魚英今期初)が上がるもまた沈黙。

ここから我慢比べ開始です。
色々試行錯誤しなくちゃいけません。
セメント磯付近でシーバス狙いのジギングをしていたヌッシーに何かが乗ってきました。
何だ何だと上げてみると良い型のタコ!!
ナイス!!
今日はタコ釣りしないと聞いて残念に思っていたヌッシーには何よりのお土産です。
しかし何で泳がしていたジグにタコが乗るんだ?!

ここでは他にヒラメにシーバスが上がっただけで終了。

近くでナブラが沸いたので皆で歓喜しながらジグしゃくってみるも大きなサワラ(羨ましい…)が1匹上がっただけで沈黙。
他にはちとむさんのジグにアコウが1匹。

途中一瞬何か判らないでかい魚がイッシーさんにヒットしてドラグが信じられない勢いで逆転するも1秒ほどで軽くなり…
あれはマグロだったと言うことで…(笑)

ふぅ〜釣れないねぇ〜
何だか嫌になってきたねぇ〜

「明石が嫌いになってきました」とイッシーさんと話をしながらダラダラとやる気無くジグをしゃくっていると…

ず〜〜〜ん

ヌッシーの竿が鈍く重くなりました。
何だ?根掛かり?魚?いや根掛かりか?いや魚か…

「魚や!!」
魚だと気が付いた瞬間、相手は走り始めました!

ヌッシー必死にリール巻きます!
グリグリグリ!!
しかしすぐにビューーーーーーーン!!とラインが引きずり出されて行きます。

グリグリグリ!!
ビューーーーーーーン!!
グリグリグリ!!
ビューーーーーーーン!!
グリグリグリ!!
ビューーーーーーーン!!

もしかしてリール壊れてる??
やり取りしながらリールをチェックしますがドラグはほぼ通常使用最強値に締められています。
魚がでかいんや!!
リールを巻くと巻いた以上にラインが引きずり出されて行きます。これは困った!!

全然魚が寄ってきません。
もう覚悟を決めて緩めたドラグで時間を掛けて相手しながら魚が疲れるのを待つ作戦です。
しかし相手は全然弱ってきません。
そこで今度はちょっとだけドラグを締めて引き寄せる作戦に変更。
しかし長い戦いです。
10分近く引っ張りっこしてたんじゃないでしょうか?
途中でちとむさんのラインと交錯するもちとむさんナイスフォロー!

お!リーダー入ってきた!あ!魚見えた!でかい!!

77cm6.4kgナオチャンのタモ入れ成功!!
うおっ!
でかい!!
ちゅうか太い!!

メジロっていうか…メタボリックな腹で体高ももの凄いです。

敢えて言おう!であると!!

サイズは77cmでしたが重さが6.4kgもありました!!
もちろんヌッシーの記録更新!!
引きもでかさもまんま鰤でした。圧倒的なパワー!

 

しかしここから今日の魚英は凄かった!!
一流し毎に誰かの竿が曲がってメジロが掛かります!!
どれもぶっとい腹ぼてのメジロばかりです。

お!後ろでまた赤いレインウェアさんがヒットです!
こちらもビュービューとラインを引きずり出しながら上がってきたのはこれまた立派なメジロ!!
「あ〜メジロとカンパチは食い合わせ最悪で猛毒なので注意するように!!(笑)」

しかし不思議なのはイッシーさん。
周りで誰かしらメジロを掛けているのに全然アタリが無い様子。
がんばれ!イッシーさん!!
皆で気持ちよく終わるために是が非でもイッシーさんに釣って欲しいのですが…

艫の方で2匹大物をばらしてしまってからはピタッと食いが止まり…この時点で今日は納竿となりました。

本日釣果
ヌッシー  鰤77cm6.4kg アコウ30cm 大きめタコ
赤いレインウェアさん 大メジロ75cm5kg カンパチ70cm 大ガシラ
ちとむさん アコウ30cm
イッシーさん 残念!!ガシラ1

青物釣果しかし本当に今日の魚英は凄かった!
釣果は
カンパチ 1
大メジロ 4
大サワラ 1
アコウ   2
ヒラメ   1
シーバス 2
ガシラ   2
タコ    1
何と8目釣りです!
しかも大型青物爆釣!!
ええ日に乗りました!!

鰤とアコウの刺身帰宅後すぐに捌いて晩ご飯に。
何ですかこの鰤の脂乗りまくりなのに上品この上ないお味は?!
日本海のメジロと比較のしようが無いのは勿論、去年明石で同時期に釣ったメジロと比較しても圧倒的に今回の方が旨いです。

まぁあれだけ異常にメタボリックな腹してたからねぇ〜
例年イカナゴがベイトだけど、今年はベイトがカタクチイワシだった事にも由来しているのでしょうか?
信じられないと言う方は是非魚英に乗って確かめて下さい!
凄いから。
あ、アコウはでかいサイズよりも30cm位の方が味が良いのね(笑)

今日は大満足でした!!

  【ヌッシーからお願い】     
今度の土日の
魚英は混むと思います。
今週前半もそうでしたが、青物が釣れていても1匹ばらすと群が散ってしまい途端に全く釣れなくなります。    
要はみんなのためにも掛けた魚は絶対に捕る!!のが大切です。      
現在釣れているメジロはどれもかなり大型でパワー全開なので多少ゴツ目のタックルを使用して100%捕って下さい!  
また、流れも早いので100g以上(ヌッシー使用は130g)の重めのジグを使ってオマツリしないようにしてください。   
オマツリしてばれてしまうと途端に釣れなくなります!  
これは同海域に浮かんでいる他の遊漁船・ボート全員に言えることです。誰かがバラすとその海域は終わりますのでご注意を!!  

1

【地域】 鳴門
【海況】 中潮 曇天/時々雨
【釣り船】つるぎ
【釣り座】右ミヨシ
【釣行者】ヌッシー ・ エイト3藤本店長 ・ 窪和久君

 

いつも行くフィッシングエイト3の窪和久君と「明石の魚英にアコウの飲ませ釣りに行こう!」と計画していたヌッシー。エイト3の藤本店長も参加することになり、さて実行!と言う段になって急遽「鳴門好釣!」の一報アリ。
無理矢理行き先変更となって鳴門のつるぎに出かけてきました。

朝3時にエイト3集合、藤本店長の車に便乗して一路鳴門へ。
今日は梅雨前線が真上に乗っかっているために生憎の雨模様。
まぁ降ると判っていればそれ相応の装備で臨むために特に問題はありません。
関西を代表する釣り名人の二人と一緒ですし、月曜日には同じつるぎ魚英の常連お友達H房ブラザーズが爆釣したようですから釣果に関しても何の心配も無いでしょう。

ドンヨリとした鳴門海峡いざ出港!
天気は雨交じりの曇天。鳴門大橋の橋桁上部までもが重たい雲に隠れています。

藤本店長は左大ミヨシ・窪和久君は右大ミヨシ・ヌッシーは窪和久君の後ろに布陣。

今日は潮が緩いのか鳴門海峡名物の海峡段差(激しい潮の流れで出来る1〜2Mの壁)もありません。

いきなり海峡付近で釣りスタートです。

んで……魚どこにおるんじゃ!(笑)
どないなっとんじゃ〜〜!
と思った7時頃「おっ!」とか言いながら藤本店長が鯛飯にももの足りないチャリコ(小鯛)を1匹釣りあげ。
さっきからたまにコツンとか来るのはこいつかぁ〜。

んでもってまた全然釣れない時間が続きます。
まぁなんやかんや言ってこの釣りは毎回こんなパターンですし、なんやかんや言って最後には何か釣れるものですから焦りません。

そうこうしている間にポツリ・ポツリとどこかで何かが釣れ…
12時を回った時点で気が付けば何も釣っていないのはヌッシーと窪和久君と左艫のオッチャンのみに…。

これはやばいかも…

しかし久しぶりに心が折れかけていたヌッシー、取りあえず寝て心の力の回復を図ることにします(笑)
クーラー並べてしばし昼寝。
30分程して起きてみても状況は何も変わらず。
よしよし!今から追い上げじゃ!!

ポイントは鳴門海峡大橋西の水深70M、海峡に向かって流れる引き潮の流れです。

窪和久君に大物ヒットかなりやる気になって仕掛けを落としていると…

隣で窪和久君にヒット!!
ん?!何それ?でかいの?

竿がブチ曲がっています。
鯛ちゃうやろ、それ?
寒鯛?アコウみたいにも見えるな〜

途中まで巻き上げたところから更に魚の締め込みは強くなり窪和久君も悪戦苦闘しています。
釣り座は右ミヨシなのに魚に引っ張られてミヨシ先端を周り、左へ移り、左胴の間をドンドン後ろへ後退していきます。

おいおい、早く上げないと鳴門海峡に突っ込むよ!
いつもの壁は出来ていないとは言え、鳴門海峡は激流が渦巻いています。

あ〜突っ込む突っ込む!
ドン!海峡に突っ込んで船はガクガク揺れる揺れる(笑)

窪和久君は更に後退して後ろのスパンカー(船の姿勢を制御する帆)の間で苦闘中。
そこでやっとタモが入って…

窪和久君新記録70cmあがってきたのは
でかい!
でかい鯛です!

窪和久君の自己新となる大真鯛70cm

凄いの釣り上げたねぇ〜!
やるねぇ〜!

やっぱり深場にはでかいのいるねぇ〜
しかし最近ヌッシーの周りで自己新の鯛釣り上げる人多くないか?もしかしてヌッシーは福の神?

しかしその福の神様自体はサッパリ釣れず(笑)

残り1時間一生懸命頑張ってみましたが何も起こらず。
ヌッシーカス決定です!

グハッ!傷つくなぁ〜シクシク…

藤本店長に「鯛(チャリコ)あげよか?」と言われて「結構です!」と即答したヌッシーでした。

くそ〜〜!
鳴門なんて嫌いだぁ〜〜〜!

今日の敗因 : ヌッシーの想像を絶する遅巻き!サビキ釣りかっ!って位遅巻きでした。

先日釣り上げた68cmの大真鯛。
3枚におろしてみると内蔵部からは産卵直後の萎みまくった卵巣が…。
う〜ん一番美味しくない状態やね…。
(旨みを全て卵に取られている上に、その肝心の卵さえ放出してしまって無い状態。産卵直後だけに体も回復していないのです)

取りあえず食べる部分の量だけは沢山あります。
そこで一昨日は鯛シャブに、昨日はムニエルにして頂きました。
味は予想通り「あぁ鯛やね」って感じ。旨みは少なかったです。

骨とアラはアラ炊きに。

そこでふと気になって尻尾の部分を探してみたところ…
あ!あったあった!

鳴門骨ハイ皆さん、注目〜!
これが鳴門骨と言われる尻尾部分の骨の瘤です(明石骨じゃ無いのよね 笑)

決して奇形ではございません。
鳴門や明石の激流部に生息する天然真鯛だけが有する尻尾の瘤でございます。
(注:他の地域でも激流部の真鯛にはあることがあります)

意外と明石や鳴門で釣りする人の間でも知らない人多いんじゃないかな?
今度鯛釣ったら確認してみて下さい。

この鳴門骨、決して養殖や潮の緩い所に生息する真鯛には出来ないらしく、明石界隈でも流れの緩い部分に生息する真鯛にはこれはありません。

一説には激流部で盛んに尻尾を動かすことによって発達するとも言われますが、諸説様々でまだ良くは判っていません。

何にせよ尻尾部分にこんな瘤があれば天然高級真鯛の証でございます!
(まぁ今回の鯛は時期が時期だけに旨くは無かったですが…)

ここの所釣り上げた鯛は全て明石の激流部の鯛だけに皆一様にこの瘤を持っていたのですが、こないだの大真鯛はサイズがサイズだけに大きな瘤を3つも持ってました(もしかしてこの先の骨にも付いてた?)
こんなでかい瘤持ってる鯛は今まで初めてです。

 

【鳴門骨】(なるとほね):肥厚した血管棘
血管棘が肥厚したもの(hyperostosis)で、まれに見られるものである。
「養浩館魚鳥図」には「魚ニ依無モアリ」とある。奥倉の2つの図譜にもこの引用と思われる記述がある。「本朝食鑑」(人見必大、1697)に「―俗に、鯛が阿波の鳴門の急灘を乗りきると骨が労れるので瘤が出来るといわれている。はたしてそうなのか、未だわからない。」とある。
また、「養浩館魚鳥図」には「此骨二モ有亦二三モ有鳴門ヲ超ルコトニ骨ヲ生ト云」とある。明瞭な「瘤」の数は2から3がふつうであるが、時には4以上のこともある。
「瘤」はいろいろな海域のマダイにみられるもので、名称の由来にもなった、鳴門海峡を通ると生じるというような、「瘤」の出現に地域性はないと考えられている。
出典:東京大学総合研究博物館ニュースより

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