ヌッシー疑似餌同好会

2010年04月

1
【地域】 日本海丹後近海
【海況】 中潮 快晴 べた凪
【釣り船】HAPPINESS2
【釣り座】左胴の間
【釣行者】ヌッシー イッシーさん


ある日の夕方、釣友のイッシーさんから携帯にTELアリ
「釣りに行きませんか?」とのお誘いです
              (  ココ重要です!)

い〜ですね〜!いつですか?
「明日です」
あ、明日ですか…(笑)ちょっと待ってて下さいね…

「あの〜奥様、イッシーさんから誘われまして(←ココ重要!)、明日釣りに行っても良いでしょうか?…、あ、いや、そんな無理にとは言いませんが… 折角のイッシーさんからのお誘い(←ココ重要!)ですし…」

プレゼンテーションも何とか無事成功して一緒に釣りに行く事に!(爆)

行き先は最近絶好調な丹後沖、HAPPINESS2
イワシが入って爆釣傾向、しかも連休前のタイミングでの釣行です
丁度二日前にボートで会社の部下連れて繰り出したYOSHIBOさんがなかなかええ釣果を出しているので期待持てます

朝いつも通りに家を出たはずなのに出港ギリギリに滑り込んだヌッシー
船は3号艇(おっきいヤツ)で久しぶりの親父っさん船長
おっきい船ですが20人ちょいのお客さん
ギュウギュウやなぁ〜
ヌッシーとイッシーさんは左胴の間です

出港してすぐに船は一路冠島方面へ
え〜そっちなの?

冠島周辺は恐ろしいほどの鳥山発生中!

鳥山

これはほぼ頂いたも同然!





ところがコレがまた反応してくれないんだ(笑)

左大艫の常連さんが見事な鰤を船中1匹目としてあげて以来大勢乗ってるのに魚がちっとも掛かりません


どうにかこうにかイッシーさんツバスゲット!
しかも釣れたのか何なのかイマイチ判断出来ないほどの弱い引き

続いてヌッシーもツバスゲット!
これまた途中でリール巻くのやめて本当に魚か竿先見て確かめなければいけないほどの弱い引き(爆)

取り敢えず二人でボウズは回避しましたがこれじゃぁねぇ〜
イッシーさんは今季初物と言うことでツバスをキープ
ヌッシーはどうせ大きいのも釣れる時合い来るだろうと判断して沖君に進呈


こっからがまた苦しい時間の連続

左大艫で常連さんがダンシング使ってデカヒラメ・デカ鰤とデカいのを取り込み成功しはりますが、他は殆ど沈黙

左右ギュウギュウ詰めなので頻繁にオマツリするし、そんな左右幅なので不規則な動きするダンシングは胴の間で落とせないし…

基本今日のハピネスはどてら流しなので、どてら裏サイドの順番の時には殆どしゃくることも出来ず…

う〜む…

それでもこれだけ鳥が飛んでいるならどんなしゃくり方しても釣れそうなものですが、反応は底でコチンコチンのようで全然釣れません

涙目

後半になってスカウツを使えばアタリが取れる事を発見したヌッシー、2回ハマチをばらした(口切れかな?)後でやっとツバス追加
その後エソ、エソ…

どうも雲行き怪しいのでこのツバスはキープ(笑)


で、そのまま何のドラマも起きずに終了〜〜

【本日釣果】
ヌッシー   : ツバス2匹
イッシーさん : ツバス1匹

ち〜ん

あかんかったわ〜〜〜〜

何があかんかったんやろ?
あ、もしかして今日はスタンプカード集まったからヌッシーはタダ乗りやったんやけど、タダ乗りの時は釣れないジンクスが日本海でも発動したから?!

ほんまサッパリわややわ…


追記:
帰宅後ブログ見たら何とちとむさんも今日は一人でワープゾーンに乗ってはったみたい
しっかり鰤釣ってはるのはお見事!
一人で乗ってはるならどっちかに合流すればよかったですね、残念

先日の俊海丸釣行で持ち帰ったやたらと赤っぽいお魚さん達(笑)

赤いお魚さん達

持ち帰ったその日のウチにウロコと腹を処理して翌日の晩ご飯に刺身で頂きました

捌いてるうちにどれがどれだったかよく判らん事に…(爆)

ごちゃまぜお刺身

取り敢えず「パクッ!」

…う〜ん、なんていうかなぁ〜これは〜つまり〜

他の種類を「パクッ!」

…つまりアレだ〜いわゆる〜だいたいがぁ〜

更にもう一種類「パクッ!」

…どっちかいうたら〜あっちかなぁ〜




なんだかなぁ〜(爆)

いや、マズい訳じゃ無いけどさして旨い訳でも無く(笑)
3種類の魚が皿に乗っているはずなんですが、どれも特徴無く…

恐らくこれがオジサンと思われる魚も「そこそこ逝ける」と聞いていたのに何だかも一つな感じ
全体的に旨みが少ないっちゅうか体色の割に味は薄いっちゅうか

前回美味しかったアヤメカサゴも今回は他の魚に埋没したのか旨く感じられず
時期的なものなのか何なのかは不明

家族からも特に文句が出た訳じゃ無いですが、何故か皆少しづつ残したので泣く泣くヌッシーが引き受けて食べる事に(笑)




結論としては…

まぁそれほど喜んで持ってかえって来るほどの魚とは違うって感じです


まぁ喰ってみないと批評出来ませんので食べる機会があって良かったです(笑)

2
【地域】 和歌山県 田辺
【海況】 中潮 北東の風 波気あり 
【釣り船】俊海丸
【釣り座】自由(笑)
【釣行者】ヌッシー

ポコッと時間を取れたヌッシー
よし!どっか釣り行こう!
明石や丹後も考えましたが、意外性を買って南紀の「俊海丸」にお世話になることに!

朝4時発・港には5:40着(飛ばしすぎ?)
今回はヌッシーの他は船長のお連れさん一人
船長加えて3人で出船です
貸し切り同然(笑)
釣り座もその時々によって好きなとこで…

狙いは…
船長曰く「一年で四月が一番厳しい季節」だそうなので、う〜ん
乗っ込みのデカい鯛狙い?
とにかく展開が読めないので持ってるもの全部持ち込んで対応です

港出て真っ直ぐ走って50mライン
まだ湾内なので凪です
あ〜海はええなぁ〜等とのんびり気分の一流し目
船長のお連れさんの竿が曲がってます!
首振ってますやん!

上がってきたのは70cmオーバーのメジロ

幸先良いスタートですが後が続かず
移動して沖の90mラインへ

ヌッシーはジギングしたりインチクしたりジギングしたりインチクしたり…

船長潮動いてる?
「う〜ん0.0〜0.1ノット」
それって止まってるって言うんやで普通は(爆)


気分転換にサビキをポイッと投入

着底したと同時にズッズッズッと少しづつ重くなりました
何か掛かったね沢山、でも大きい魚は居ないね

上げてみると魚が鈴生り(笑)

サビキ投入

上からアカイサギ・アカイサギ・ハナダイ、写真には写ってないけどこの下にヒメとエソ(笑)
お連れさんもサビキに参戦(笑)
すぐにオジサン(オキナヒメジ)やら何やら釣り上げ

ゲストが多彩でカラフル過ぎるやろ(笑)


なんやかんやのんびり楽しんでますが、一向に潮が動かず大型の魚が釣れません

昼前からは北西の風が吹き出して少々うねりも入ってきました



そろそろ諦めかけた16時前


お!この反応はイワシ!
今までの瀬に付いたアジの反応ではなく、水深100mのボトムから30m程の高さで大量にイワシ反応が真っ赤に出ています!
しかもこの時間になってようやくトロッと潮が流れ出した模様!

今だ!チャンスや!
3人で放り込んでシャクシャクシャク!

「あ、根掛かってしもうた…」と船長

うんしょうんしょと切るアクションしましたが…
う、動く!

魚や!!

すぐに船長巻き取り開始!
かなりデカい魚のようです
「デカい鯛かなぁ〜?青もんかなぁ〜?」
と船長はブツブツ言ってますが、後ろにいるヌッシーから見ると青物の引きでは無いし鯛のように竿先叩いていません

「そ、底物ちゃうの?」
ただしサイズが半端無い感じ
タモ入れすべくヌッシーがタモ持ってスタンバイ

ぬぉぉぉぉぉ〜!
っと上がってきたのを見て腰抜けそうになりました!






船長の巨大ハタ


デカいわ!(爆)

デカすぎるわ!

港に帰ってから計測した結果78cm8kg
「アカン、自分で釣ってしもた」と船長は嬉しいのか何なのか複雑そうでしたが、コレは凄い!!
(写真は全然腕を前に突きだしていません(重くて出せない)体とのサイズ比較は見たまんまです)

すぐさま船を回頭して同じイワシの群れを探して再投入!

ヌッシーのインチクにガン!
「ヒット!でも軽い…」
上がってきたのはアヤメカサゴ

何度も船入れ直してはイワシベイトを狙ってみましたが後は続かず
日も暮れたので諦めて帰港しました
帰港時刻18:30
また13時間近く浮かんでました(笑)

圧巻

結局ヌッシーにはめぼしい釣果は無し
いや〜でもええもん見せて貰いました

やっぱり南紀の海は夢あるわ〜!

ところで船長、今までのハタの自己記録ってどれ位?
「58cmのオウモンハタ」
って、それやったらこないだのヌッシーの60cmホウキハタの方がデカかったやん!一気に記録塗り替えられてしまいました
60cmのホウキハタなんて今日の魚に比べたらハマチみたいなもんですわ

でもアレやね、何かヌッシーが乗るたびに船長自己記録伸ばしてるのは何故?!
去年も70cmのカツオ自分で釣って自己記録やとか言ってたでしょ?

それにアレや、ヌッシーの60cmホウキハタやらにゃんこ漁師さんの130cmオーバーシイラやら、YOSHIBOさんのハタ2種+ヒラメやら、YOSHIBOさんの謎の深海魚爆釣やらYOSHIBOさんの魚探がサバフグで真っ赤事件やら…

何かヌッシーやYOSHIBOさんが乗るたびにドラマチックな展開あるんやけど…
でも他の日の釣果見てる限りそんな展開になってる様子無いよね?

「あ〜何かヌッシーさんやYOSHIBOさんが絡むと何か起こるんです」
とは船長の弁(笑)

皆さん、ヌッシー達と俊海丸乗ったら面白いかもしれませんよ〜〜!


あ、ヌッシーが持ち帰った魚はこんだけ
(後はリリース)

ヌッシーお土産

オジサンは船長が釣ったのを強奪してきました(笑)
どんな晩ご飯になんねん〜?!


マリア(Maria) METAL FLICKER(メタルフリッカー) マリア(Maria) METAL FLICKER(メタルフリッカー)

船長がハタ釣ったのはコレ
安いけどええ仕事しますな〜
和歌山は圧倒的にブルー有利

前回で完成した〆用のナイフ

このナイフは折り畳みナイフではないナイフなので鞘(さや)が必要です
鞘のことを「シース」と言い、折りたためないナイフはシースが必要なので「シースナイフ」と呼ばれます

当初の計画では皮でシースを作成する予定でしたが、皮のシースは味はあるものの汚れた場合に洗えないのが欠点
何より塩分が付いてしまうことが多い船上での使用では致命的鞘に入れておくだけで錆びてしまいます

折角錆に強いことで採用したSUS440Cなのに皮のシースではちぐはぐ

そこで丸洗いでも何でも可の「カイデックス」と言う素材を使ってシースを作成することにしました

カイデックスは熱を加えると柔らかくなり、冷えると固定される素材です
今回は2mm厚を購入
適当な大きさに切ってオーブントースターで加熱

熱いうちにナイフに当てて えいっ!

カイデックスシース自作1

下に雑誌を敷いているのはハンドルと刃部の段差を無くしてナイフの水平を調整するためです
シースの表面の型どりが出来たら裏面もえいっ!

カイデックスシース自作2

ナイフの入れ口周辺の整形だけを先に済ませます

カイデックスシース自作3

カイデックスシースは通常ボルト止めだけで作成して異物が混入したような際は分解して清掃出来るようにするようですが、恐らく塩分位しか入ってこない使い方しかしないナイフですのでエポキシ接着+ボルト止めで作成することにしました

頑丈さ重視です
接着してクランプで固定

 カイデックスシース自作4

乾いたら周囲をグラインダーで整形して穴開けてボルト止め!
(説明端折りました)
ベルト固定式にしたのですが、最近流行のテックロックではなく簡易版のベルトループを接続

出来た!!

カイデックスシース自作5

ナイフを入れたらこんな感じ

カイデックスシース自作6

横から見たらこういう構造になってます
エッジの終わりの部分の絶妙な圧でピッチリカッチリ固定出来ます
裏面刃先側には水抜き用の穴も1発あけてあります

カイデックスシース自作7

自分で言うのも何ですが初めて作ったにしてはナイフもシースも良くできました!(笑)
パッと見、買ってきたみたいでしょ?

当分これで行くぜ!!




4
【地域】 日本海丹後近海
【海況】 中潮 快晴 べた凪
【釣り船】HAPPINESS?
【釣り座】右胴の間
【釣行者】ヌッシー


嫁さんの第二子出産にともなって釣り禁止期間を過ごしていたヌッシー
やっと無事次男が誕生して嫁さんは子供達を連れて短期間ながら実家へ

お!独身気分

しかし仕事の絡みもあって中期的なスパンで出撃可能な日は5日(月)のみ
時期的には明石のカレイが激旨になる頃ですが、生憎魚英は人数集まらなかったとのことでカレイでの出撃は断念
和歌山の俊海丸は急激に水温下がったとのことで今回はパス

と言うことは日本海か〜
早速一人でHAPPINESS?に予約入れました

今回の出船は8:00
客は11人
あ、あのカップルで来られてるのはもしや…
やはり釣りバカさんでした
今回ヌッシーは一人で乗船ですが、ちょっとした知り合いも居るし明石で釣りされてる方も居るし、周りに無駄に話しかけては仲良くなって一日楽しく過ごす作戦です(爆)

キャプテンに聞くと一路白石グリを目指すとのこと
白石かぁ… 深いなぁ…

途中鳥山を見かけて近寄ってみると沢山のイルカ
oh!NO〜〜!
白石は大丈夫やろか…

ポイント到着して取り敢えずZERO1セミロングをポイッと投入
シャクシャクシャク…

ドン!

おぉぉぉぉ!!!
いきなりかよ!!
こ、これは鰤クラスやんか!
鈍った体で心の準備も出来てないのにいきなり鰤クラスが掛かってしまいました
うんしょ、うんしょ、
仕方ないからえっちらおっちら巻き巻きして…
あと少しでリーダーってとこで急に魚は向きを変えて船底船尾方向へ
大艫の方に場所を変わって貰おうと動いた瞬間に
プツッ
船底に擦れて切れてしまいました

最悪や…
ここまで引き上げたのに…


ハァハァ言いながら呆然としてる間に周りはメジロ&鰤ラッシュに突入!
そこかしこで竿先が海面に突き刺さってます

しまった><出遅れた
この時合いでは何とかメジロ1匹ゲット
あからさまにさっきよりサイズダウンしたわ…



ここから今日の白石は凄かった

ここから間断なく時合いが訪れて常に誰かの竿が曲がっているような状態
キャプテン兄弟二人はタモ入れに走り回ってるし、誰かが釣り上げてて誰かが〆てて、〆てない誰かの魚がそこかしこでピチピチ跳ねてて…
忙しかったので写真は無しです

取り込み中

ヌッシーはと言うとツバスやハマチを釣り上げる中から

お!これはええ型や!
…う〜ん、メジロか

お!何か重いぞ!
…う〜ん、ハマチダブルか(笑)

お!またええ型や!
…う〜ん、でもメジロか…

周りで時折鰤が上がるのにヌッシーは釣れども釣れどもメジロからサイズアップせず
(あ、でも自作ナイフの入魂は十分できました!)

そんな中、釣りバカさんの奥様は8kgに迫る本日最大の鰤げっつ!
釣り上手いですねぇ…
よう上げましたねぇ…

途中、ヌッシーはスカウツを使ってツバス入れ食いになるも全然サイズアップせず
あ、ちなみにパターンはシャクシャクシャクシャク!と高速で巻き上げてからロングジャーク一閃!ロングジャークの頂点から即絡まない位置に竿先を下げてラインスラックを作るパターン
大概フォールで喰うのでラインスラックがジグの落下で伸びていく様子を見てラインの出が止まったら喰ってるから合わせるって方法でした


結局メジロ以上はそれ以降伸びず

【本日釣果】
ヌッシー : メジロ3 ツバス(ハマチ)15匹ちょっと位


メジロ3匹でした

あ〜ぁ、最初の鰤取れてたら満点やったんやけどなぁ〜
メジロ3匹釣れたら通常満足なはずなのですが、今日は大型の鰤も混じる絶好の海況だったのでちょっと不満です

まぁええわ今日はこれ位で勘弁しといたろ!



と言いつつ実はヌッシー満身創痍
水深80〜90Mラインで一日高速ジャークしてたものですから腕が痛い痛い
帰りのクルマのハンドルも上手く握れないほど両腕がパンパンです
このブログ書いてるのも腕・二の腕・手首・肩・腰に湿布薬(モーラステープ)貼りまくってやっと書ける位

こんなしんどいのもうええわ!
って気分なんですが、スタンプカードもやっと貯まったし丹後のジギングトーナメントもエントリーしたし…
来月位にもう一回行こうかな〜



シャウト(Shout!) LIGHTEN(ライテン) シャウト(Shout!) LIGHTEN(ライテン)

現在の白石は完全にショートジグ
100g位の重量と引き重りしない形が楽
ブルーかピンクで大丈夫

ナイフ自作もいよいよ佳境に入ってきました

先日購入して来たハンドル材のマイカルタ(ローズウッドマイカルタ)
コイツを大体の形に切り出し
大体でOK

1マイカルタ切り出し

元々の板材状態で湾曲していたので接着面を削って水平出し
コレがまたなかなか水平にはならないもんですわ

これをまずは片面だけ2液混合エポキシで刃と合体!!
クランプでガッチリ固定して24時間放置

2エポキシで接着

固まったら鋼材の方からドリル通して固定ボルト用の穴を開けておきます

3留め具穴開けてから

で、もう片面も2液混合エポキシで接着!
クランプで固めて24時間放置!

4もう片面接着

最近のエポキシって凄いですね
カッチカチですわ

使ったのはコレ
コニシ ボンドE250
コニシのボンドE250って言う普通にホームセンターで売ってるやつ
ナイフの定石通りボルト止めすべく穴も開けましたが、実際エポキシのみでガッチリ固定出来ています
ボルトは… 飾りですね


ここまで大体の大雑把な作りでハンドルを作ってきましたが、ここから本番
周りを整形して・厚みも削り・ラウンドも付けて…
7割作成完了!

5整形

おお!かなりナイフらしくなってきました!
かなり握りはええ感じです!


次はボルト埋め込み
使うのはシュナイダーボルトと呼ばれるタイプのボルト
2段仕様で下段6mm上段8mmのボルト
先にもう6mmの穴は開けてあるのでハンドル穴を8mmに拡大

とここで仮組みしてみたら穴が若干大きくてボルトの横に隙間が出来ることが発覚
2段ドリル買うお金をケチったのがマズかったか…

仕方ないのでハンドル材の切れっ端をヤスリで削って粉末状にして、それをエポキシに混ぜてハンドル色のパテ作成
それを穴に充填しながらボルト固定

6ボルト固定

またこの状態で24時間放置

え?ボルト飛び出てるって?
そうなんです
ヌッシーもナイフの作り方調べるまで知らなかったのですが、和包丁のような「かしめ」で固定するのと違ってナイフ(洋包丁も)はこうやってボルトを飛び出させて固定して後でボルトを削って整形するんです

和包丁はハンドル交換可ですが、ナイフは基本交換不可って考え方なんでしょうかねぇ?

エポキシが固まったら飛び出ているボルトの頭をグラインダーでギューンと削ります
アツアツになるから水掛けて冷やしながら作業しました
ある程度削ったらヤスリで更に真っ平らに…

そのままの勢いでハンドル自体の最終整形
ヤスリの番手を上げながらバフ掛けまで

うぉりゃ〜〜!
出来た!

1完成!

やっと出来たよ… ふぅ〜〜
写真じゃ映りにくいけどマイカルタのハンドルの積層模様が実に美しい!

ハンドル形状も狙ったとおり
握り込んだ時に手の平の窪みにボコッとはまるので魚を絞めるときに刺突しやすい(力を入れやすい)です

2握り心地上々

細かい粗はあるものの、初めてナイフ自作したにしては上々の出来と自画自賛!!(爆)
そうそう!こういうの欲しかったけど無かったのよね〜

今まで使ってた隼と比べてみると…

比較1

全長は若干短めだけど長さの差は主にハンドルの長さ
刃の幅が広いから魚の急所探らなくても一発で決まりそう
片刃だからメンテもしやすいしね

比較2

刃厚は僅かに自作の方が厚い(0.5mm差)
ステンレスフルタングだから錆には断然強そう
その分は重量に現れて、隼の120gに対して自作は220gとほぼ倍の重さ
腰に下げると疲れそう…

しかし何とかなるもんですねぇ(笑)
作成方法はネット上を探せばいくらでも見つかります
ポイントは簡単か難しいかと言うよりは手間を掛けられるかどうかですね

さて次回は(まだ引っ張るか?!)シース(鞘ね)作成!
皮で作る予定でしたがカイデックスで作ることに変更予定です


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