ヌッシー疑似餌同好会

2015年10月

【海況】10月21日 小潮 凪
【釣船】シーストーン

数日前になりますがまたまたうどん県まで鯛ラバしに行ってきました。
先週と同じ撮影ロケですがTVではありません。
1週間もたたんうちにまたうどん食べに…ぃゃ鯛ラバしに来るなんて…(笑)

はみだし

ちゅうかこの御仁の顔をこないにしょっちゅう見るなんて(笑)
もしかしてデジャビュ??


鯛ラバロケは結構厳しいながらもサクサク進み…

終盤最後の流し!

巻き巻き巻き、ドン!ビューー〜ん!

いきなりのヒット&ライン止まらへん!!
これはデカい!
マダイっぽい当たりじゃないのと引きの感じからドでかいアコウと推測。
もしマダイなら余裕で70UPやで!

ラインがビュビュビューーーー!と出続け…
出続け…でつづ…あれ?

流れに船が流されているのでラインが出てますが生命反応がありません。
根、根掛かり?!
感触はどう見ても根掛かり。
おっかしいなぁ〜確かに最初は魚やったんやけどな〜〜

「船長ごめん!根掛かりみたいやわ〜」
ちょっと無くしたくない仕掛けだったので船長は気を使って根掛かりを外す方向に船を回してくれました。

ありがとっっとっと!アレ??
また魚の反応が出だしてラインがドンドン引き出されます。

なんじゃこりゃ?!

引きのパワーは凄いです。
ロッドは弓なりですがリフトパワーはあります。
よし!勝負や!
PE1.5リーダー3号ですので指でスプールに微妙なテンションを加えながらリフトさせていきます。
予想していなかったビッグファイトです!

ゆっくりゆっくりリフトしてくと…

ん??

鯛ラバの先に付いているのはチョクリの高仕掛け。
チョクリを手繰るとその先には50cm位のマダイ。

なんじゃこりゃぁぁぁ〜!

どうやらヌッシー達がこのポイントに着く直前にチョクリ仕掛けの船がマダイを掛けたもののPEから高切れ。
その仕掛けをまだマダイが元気なうちにヌッシーが釣り上げた様子。

こんな事ってあるん?
船長も初めてや〜!言うてます。
他の仕掛けを拾うことはあっても生きてる魚が付いてることはめったに無いですからね。

でもこれって鯛ラバで釣ったとは言えないんじゃ…
何か毒気というかやる気をそがれてロケ終了(爆)
諸般の事情で画像は貼れないので文のみでお楽しみ下さい(こんなネタ、オモロイけど映像で使えんから書いてもOKでしょ)


帰りはやっぱりさぬき市志度にある名店「源内うどん」さんで名物のかしわうどんを頂いて気力体力回復!

源内さん

うどんを頂いていると天龍の塩澤会長が偶然お見えになり恐る恐るご挨拶させていただきました。
気さくな方で「がまかつの誰々さんに宜しく言うて置いてくれ!」と言われましたが、スミマセンそんなG社ビッグネームに気軽にお伝え出来ないのでございますよ(笑)

しかし何ですか源内さん、しょっちゅう釣り関係者がメーカー問わず現れますが何屋さん何ですか?(爆)

先週15日はうどん県高松までTVロケに行ってました。
今週21日もうどん県高松で別件ロケです(笑)
ええそうなんです鯛ラバなんです!

最近何かと鯛ラバ関連の釣行が増えてきているヌッシー。
リール増やさな…

という訳でリールを物色。
RYOGAは気に入ってるけどマダイ相手ならもうちょいライトな感じでもええかな〜

色々考えた末にタイトルにある通り15ジリオンTW1516に決定したのです。
一番ローギアのモデルです。

ジリオン


何でコレなのか?

そもそもヌッシー的鯛ラバ理論は「真っ直ぐ一定速で巻き上げる」事に注力するってのが肝。
 その為にあらゆる努力を惜しんではイカンのです。
リールを正しく丸く回す為のロッドの保持・トラブルレスな鯛ラバの構造・そして潮流の変化に負けないトルクフルなローギアのリール!
ここをストイックに追い求めるのです!

ロッドの保持や鯛ラバの構造はまた別機会に説明しますが…

鯛ラバにはローギアのリールがベスト!
もう断言しちゃいます!
二枚潮の境目等でもトルクを活かして一定速で巻けるほうがバイトは多いのです。
ハイギアでトルクが弱いとどうしても巻き速度が安定せずにマダイは散ってしまうのです。
(代わりに青物等の外道率が上がる)

そこで更に細かく精査して悩んだのが
ギア比5.5で61cm巻ける  のか(ジリオンTW1516)
ギア比6.3で67cm巻ける  のか(RYOGA or T3)
ギア比6.3で71cm巻ける  のか(ジリオンTW1516H or タトゥーラHD)
さてどうする??

取り敢えずギア比6.3のRYOGAは持ってるのでギア比低い方にしてみよう!
という事で15ジリオンTW1516になった訳であります。
 
RYOGAより買いやすい価格設定やしね!


しかしあんまりリールを買わないヌッシーとしてはソルティガ10&15に続いて3台も続け様にリール買うのは珍しいな〜(笑) 

今年もタチウオシーズンに突入しましたが、困るのがペンペンクラス(指2〜3本)のタチウオ。

指3本半以上あれば焼いても何してもそれなりな料理になるのですが、ペンペンクラスは焼くと火が通り過ぎてカスカスになるし、かと言って他の料理には使えんし…

という訳でヌッシー家ではペンペンクラスのタチウオはヌッシーが三枚におろしてから「オクラとかを芯に巻いてロール天ぷら」とか「穴子の天ぷらみたいに丸ごと天ぷら」にしたりしています。

って前から言うてるのですが、しょっちゅう「タチウオを3枚に?!」と驚かれちゃうのです。
でもそんな難しい事ではなく…

まず用意するのは小出刃。
小出刃のほうがやりやすいです。

そしてペンペンクラスタチウオ(写真は少し大きめですが、実はもう少し小さいほうがやりやすいです)
1

細すぎる尻尾はカットして…
2

頭も横びれ辺りからカット
3

この状態で指で押し出して内蔵も抜き取ります。
腹の部分を切り取っても良いですね。


で、尻尾の方から3枚におろします。
他の魚と同じく必ず尻尾からです!
一気に大名おろしにします!
4

ズバッと最後まで一気に!
5

裏返して反対側も尻尾からカット
そして残った中骨(笑)
6
 慣れたらコレくらいスケスケにカットできます(笑)


すると後は身だけなので色々な料理するだけ。
ペンペンタチウオ片身のロールでも完全に身だけなので1個食べると結構なボリュームありますよ!
7

そして残った中骨の山(笑)
骨せんべいに… とかは面倒臭いのでヌッシーはしません。
8


こうすれば折角釣り上げたのに「どないして食うねん?!」なペンペンタチウオも美味しく頂くことが出来るので無駄な殺生にせずに済みます。

結構簡単なのでちょっとやってみ!(笑)

【海況】10月7日小潮 晴れ 北西風
【釣船】シーライド
【釣り座】貸し切り

今日はがまかつ社新製品のテスト釣行。
という訳で先日のGACHIジギング大会にも参加していただいた泉佐野のシーライドさんをチャーターして出撃です!
シーライドさんは最近ラグゼプロスタッフの宮川さんと藤原さんのフィッシングライフでお世話になったりとがまかつ的にガッチリタッグを組んだパートナーさん!心強いです!

まずはタチウオから。
先日のGACHI大会ではコテンパンにイワされたのでリベンジ!と肩肘張るでもなくヒョイパクヒョイパクと好調に釣れ…(笑)
そうやんね〜タチウオジギングってこういうもんやんね〜

5〜6本釣り上げた所で潮が動き出すとのことで移動。
本当は今日は青物を試したいのです。

という訳で明石海峡大橋のケーソンへGO!

橋脚

潮は激流れ!
流速は3ノット程みたいですが大規模な潮波が発生していてスリリング!
このダイナミックさが明石ジギングの真骨頂やね!

しかし真骨頂はええんやけどジギングではかすりもせず…
周りではノマセでポンポコとメジロクラスを連発しています。
くそ〜!今に見ていろ!ジギング部隊の皆さん懲らしめてやりなさい!
と黄門様並に号令を掛けてみても、周りのジギング船もこぞってアジ付けて落としています。

結局ジギングでは全くアタリ無し、ノマセ釣りにボコボコにイワされて前半戦終了。

プカプカ浮かびながら潮の反転を待ちます。

反転した潮が1.6ノットを超えた頃から反撃開始!
あっという間に潮は加速!
ココでヒット!
この引きは軽いな〜と思ったらこの場面でハマチ。
でも元気だけは良い魚です。
キャプテンの出したタモにネットイン…しようとした所で潮波にもまれてフックアウト!
が〜ん!

結局コレ以外にアタリもなく、またノマセな人たちにぽこぽこ釣られらだけで撃沈。

途中で心折れそうな時もありましたが最後まで近くで浮いて一緒にしゃくって下さったKSにご乗船のカダさんチームのお陰で最後までやり遂げられました!

最近とんとまともな魚を見ていない気がします。
来週はまたTVロケがあるのですが、この絶不調の中で大丈夫なのでしょうか?

あ、ちなみにテスト品の方はかなりいい感じでした。
下手をするとジギングってものが根本的に変わるかもしれない位の予感がする品でした。
多分来年には発売になるんじゃないかな?(←勝手な予想)
お楽しみに!

関西で勢力拡大中のジギングチームGACHI
既にメンバーですら実態が判らないほどメンバーが拡大中らしい(笑)
そんなチームGACHIのジギング大会が春と同じく秋にも開催されたのでした〜

ヌッシーは春の大会と同じく進行係を仰せつかりマイク片手に大忙し。
今回はジギング界の大御所佐藤統洋氏もご意見番として参戦!
(いや、確かにヌッシーはJ.I.G.で佐藤さんによくお会いするけど、皆さん口々に佐藤さんに紹介してくれとヌッシーに頼むのは… マネージャーか!(爆))

司会者
 

今回の参加者は50名程。
大阪〜明石界隈のジギング船6隻に協力していただき準備開始!
ヌッシーはBOZLESな二人(スエヨシさん・O塚さん)と播磨の若い衆達5人と一緒にシーパラダイスさんにお世話になりました。

1.出船


ここでルール説明。
今回はタチウオの1匹大物賞・総重量賞、青物賞の3部門で戦います。
出港場所は大阪南港、14:30帰着ルール。
しかしながら現在青物は明石海峡付近ではノマセでしか釣れず、青物を狙うのであれば播磨灘方面に行く必要がアリ。
タチウオは例年のような淡路神戸沖ではなく釣れているのは洲本沖。
青物とタチウオのポイントが大きく離れているためにどちらか一方しか狙えません。
船ごとにキャプテンと乗船者で作戦会議が必要になります。

ヌッシー達シーパラダイスチームは半分が播磨の若い衆。青物を狙うとなるとわざわざ大阪南港まで来た彼らとしてはまた家の近所の播磨まで行き、また大阪南港に戻ってから播磨に帰宅することに…
「そんなんイヤや!」
そらもっともだ(笑)
という訳で洲本沖のタチウオ1本に絞って狙うことになりました。

一路洲本沖へ爆走し始めたシーパラダイスチーム。
しかし気がつけば他の船も全て洲本沖へ向かって走行中。
まぁタチウオの方が固そうやしね〜。

で、洲本沖着。
今日もタチウオ狙いの大船団ができています。
でもあまり船が密集してないな〜?いつもよりも広範囲に船が散らばっている感じ。魚の反応薄い?
そして気になるのが海水の濁り!
数日前に台風並みに荒れ狂った爆弾低気圧の余波か水が茶色く濁っています。

嫌な予感的中!
魚からのコンタクトが全くありません。

そんな中で沈黙を破ったのはダイキ!
型はこまいながらもタチウオをしっかり釣り上げました!

2.まずはダイキ


負けじと艫のBOZLESスエヨシさんもちょっと小さいクラスを釣り上げ。

3.スエヨシさん

ここから長い沈黙…

ところが何やっても喰わなかったのに不意に時合到来!
ミヨシのダイキを皮切りに船内皆で一斉に竿が曲がりました。
ヌッシーは今日はカメラマンなのでデジイチ片手に走り回り…
ようやく落ち着いて「さて自分もジグを落とそう!」と思ったらミヨシのツバサが「ヒット!」
お前もかぁぁぁ〜〜!(笑)
そしてジグを落としてみたらすでに時合終了〜〜!(泣)
しかもこの時合で撮った写真はカメラの設定ミスで全て使い物にならず…
ミナサンスミマセン


ここからまた長い沈黙…

すると艫のBOZLESな二人が同時ヒット!
スエヨシさんは風になびくロングジグサイズのタチウオ(笑)
4.スエヨシさんペンペン

O塚さんは…指5本クラス(自己申告)のタチウオを抜き上げ失敗!
空中リリースでサヨナラぁ〜〜!
(勿体無い!多分アレがあれば優勝だった)


この辺りでようやくヌッシーも1匹めゲッツ。

5.ヌッシー1匹目


ここでヌッシーは思い当たりました。
どうも今日は早く巻けるリールのほうが良さそうだゾ!
という訳でソルティガ10Hに交換。
投入するなりフッと軽くなりPEの途中からブレイク。
あちゃ〜〜〜!
どうやらサワラにヤラれたようです。

次の瞬間キャビン挟んで反対側に居たコータがヒット!
上がってきたのは腹パンの見事なサワラ!
6.サワラ

 直前に切られたヌッシーにも味噌漬け一切れ分くらいの権利あると思いませんか?(笑)


よ〜〜し!ヌッシーもアレ(腹パンサワラ)釣るぜ!

速攻でリーダーを結びなおして投入!
着底待たずにフッと軽くなり、PE途中から切断。
おいおい!周りもビックリの連続カッターです。

さらに続いての投入も速攻でPE途中から切断から切断。
どうやらこのラインは1m毎に白いマーカーを付けてあるのですが、、その白いマーカー部分を狙ってきている感じです。
流石に3回も連続で切られると心がポッキリ折れてリールごとチェンジ。

ちょっと真面目にやると少々は報われるもので久しぶりのタチウオヒット!

8.ヌッシー2匹目

O塚さんも逃がしたデカいのには及ばないものの小マシなサイズを追加!

7.O塚さん




この辺りで心折れて帰港することに(笑)
まぁワイワイと楽しかったからええか〜〜!

帰着後はワイワイと検量…
しかし激渋のこの日、総重量争いをする程皆さん釣ってない!(笑)
しかも危惧したとおり青物が1匹も無い!(爆)
そこで佐藤さんやGACHIの安藤会長と相談の上、まずはタチウオの匹数で勝負して同匹数なら改めて重量勝負とすることになりました。
青物賞は…無いものは仕方ないので…一番魚の形をした…あのサワラか?!(笑)

という訳で今回の表彰者はこの皆さん!
表彰者

真ん中でサワラ賞のコータがええもん貰ってます!
そのドカットの蓋くらいはヌッシーに権利が…(笑)
この渋い日に頑張った皆さんおめでとうございます!

色んなメーカーから頂戴した賞品は佐藤さんとのジャンケン大会で参加者山分けに!
渋かったけどワイワイと楽しかったですね〜
大会準備してくださった安藤会長はじめGACHIの皆さん、6隻の船長の皆さんありがとうございました!

集合写真


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