夕方に飛び込んできたニュース、一報を聞くと「垂水沖の明石海峡で3隻がからむ衝突事故発生。1隻沈没」とのこと。
なに〜〜〜!
メチャクチャピンポイントでヌッシーの遊び場での事故発生です。
先日のイージス艦事故の際は「往来の激しい明石海峡では逆にまず有り得ん事故やな」と思っていたのですが、思ったハナから事故発生です。
取り敢えずいつもの釣り船「魚英」のナオチャンにメールで情報収集。
「垂水沖って○○のポイント辺り?」
「いや、西航路やからもっと深場の方」とのこと。
落ち着いてニュースの続報を読むと
<海難事故>明石海峡で計3隻が衝突、1人死亡3人不明
<海難事故>明石海峡衝突 「海の銀座」に不安の声
ふむふむ、西航路の入り口辺りか… なら垂水沖じゃなくてどっちか言うと対岸の淡路島の岩屋か仮屋沖って感じですね。
たぶん秋口にちょろっとアジが釣れる辺りか…
水深60M付近ってとこかな。
しかしこの界隈はタダでさえ通行する船の数が多い上に海流が早くて危険な地域。
しかも現在イカナゴ漁最盛期の為に午前中なら数え切れないほどの漁船が縦横無尽に走り回っていたはず。
事故発生が午後だったのは不幸中の幸いでした。
3隻は航路入り口を一斉に目指して走っていた…
と言うことは恐らく事故原因はアレですな、正式な名前は忘れましたが「見通しの良い場所で、ある1点を目指す等速等角度の移動体は互いが止まって見える」ってヤツ。
見渡す限りの田んぼの中の信号の無い交差点で自動車の出会い頭事故が多いのもこれが原因。
10年程前には小型飛行機同士の衝突事故もあったはずです。
海上でも事故発生の要因となっているので確か進行方向右か左かどっちか側が進路を譲るように法律で定められていたハズですが…
魚英のナオチャンも「沈没船は引き上げへんのちゃう?」と言ってましたが、まぁこの辺りでは引き上げは無理でしょうねぇ(往来激しい・潮流早い)
何にせよ慣れた海だからと言ってライフジャケットの着用は必須だと感じた事故でした。
ダイワ(Daiwa) AQF−2212 アクオリア・ライフジャケット(ウエスト型自動膨張式)
やっぱり要るよねライフジャケット
ダイワ(Daiwa) AQF−2011 アクオリア・ライフジャケット(自動膨張式)
このタイプの方が完璧!
【翌日追記】
一夜明けてのニュースを見ると漁船以外の2隻は自動操舵だったそうな!
自動操舵?!あの海域で?!ありえん!!
既に太平洋ではなく一度紀淡海峡も抜けた後の大阪湾ですよ!!
他の船もメチャ多くて超狭い明石海峡に自動操舵で突っ込んで行ったら事故起こるの当たり前!!
御堂筋に居眠り運転で突っ込むようなもんです。
にわかには信じがたい話ですが、もしかしたら他にも結構明石海峡航路に自動操舵で突っ込んできている船があるのかもしれませんね。
「どうせ相手がよけるだろう」と思っているのでしょうか(今回はそう思っていた同士がぶつかったわけですが)
ヌッシー達釣り人の安全にも直結するので笑えませんね。
流出した油の被害も当初の予測よりも深刻そうですし、何かと心配になってきました。