仕事終わってからローレライまで往復ドライブして、そのまま寝ずにオーストリアまでドライブ開始したKenken
大丈夫??
「大丈夫大丈夫」

Kenkenの高級車でまずは600km先のオーストリア国境を目指します
アウトバーン疾走です!
速度無制限で有名なアウトバーン

いわゆるアウトバーンだけでなく結構そこいらの道路も普通に速度無制限だったりします
何より日本のように一面の街ではなく、一つのコミュニティが点在するヨーロッパの街をつなぐ道路は基本的に信号が無いために非常にスムーズ
信号の代わりにロータリーが多いです

アウトバーンも全域速度無制限かというとそうでもなく、結構頻繁に最高速度が変化しして120km/hになったり時には80km/hになったり…

Kenkenも200km/h出したこともありましたが基本的に160km/hで巡航
ドイツ南部、ミュンヘンのBMW本社前辺りから雨が降りだして土砂降りに
途中仮眠取ったりしながら朝6:00頃国境を超えてオーストリアに入りました!

飛行機の例と同じく国境と言っても別段何がある訳でもなく、ただオーストリアに入った瞬間からアウトバーンが最高速度120km/hになるだけ
雨は国境付近からようやく小降りになってきてホッと一安心


国境を超えたところでナビに写った野池で竿を出してみました

オーストリア1−1


何でもない野池ですが非常に綺麗!!
取り敢えずレッドペッパーBABYで探ってみるとヒット!
マジでトップウォータープラグにトラウトがヒットしてきました(驚)

オーストリア1−3


ブラウントラウトです
ヒレピンの非常にきれいな個体

オーストリア1−2



取り敢えず1匹釣れたので移動再開です
今日泊まるのはMittersill(ミッタージル)って所にあるHotel Braurup




大きな地図で見る


ここは名前のとおり地ビールの醸造所、そこが経営しているホテルと言う事のようです
非常に綺麗なホテルで料理も旨かったです!(基本的にヨーロッパのホテルは朝食のみが付きます)
一泊一部屋55ユーロはかなりお得!
ちなみにヨーロッパでは「部屋を買う」と言う概念であって、一人で泊まっても二人で泊まっても一部屋の請求のみとはKenken談
今回は一人一部屋借りました

部屋の予約は日本からでもBooking.com(ブッキングドットコム)で簡単に可能

日本からオーストリアの片田舎のホテル予約が簡単に出来るなんて凄い時代になりました

オーストリア1−4



このホテルにした理由はここが(ビールの蔵元だけあって)この辺りの地主さんで周辺100km位の水源の権利を持っているから
このホテル内には釣りショップがあってそこでこの周辺の釣り券を購入出来るのです

※注意: ヨーロッパに於いて「釣り」とはフライフィッシングを指します。それ以外は不許可なことが圧倒的!このホテルの場合においても釣り場はフライフィッシング用が圧倒的に多く、たまたま水源の権利をここが持ってることからオマケでルアー釣りさせてもらってる感じです


チェックインを後にして先に釣り券を購入(29ユーロ)して早速釣り場へ向かいます


真っ先に向かったのはヌッシーが以前釣りをしているKenkenの写真を見て強烈に行きたくなったアノ場所
そう、Kenkenはここへ来るのは2回目なのです
まずはその憧れの場所へ向かいます

車で山を登って標高1300mの地点へ
湖の名前はヒンター湖(Hintersee)




おおぉぉぉぉぉ…
言葉になりません…
何という絶景!!


湖面は鏡のように静まり返り、7月だというのに残っている雪渓からは雪解け水が滝になって流れ落ち、標高1300mの足元から断崖が一気に2000mまでそびえ立っています!!

オーストリア1−5

オーストリア1−7




こんな所で釣り出来るなんて


こちら側の岸からは結構浅くてミノーだとウィードに引っかかるのでトップウォータープラグのレッドペッパーmicroを投入!


そしてヒット!

オーストリア1−6


ブルックトラウトです!
何と美しい…


雨のせいか釣れっぷりは本調子では無いようですが、2匹ほどキャッチしてひとまず次のポイントへ向かうことにしました


次のポイントは別の支流の上流部
近くにあったレストランでお昼を食べてからいざ出陣!


この場所はこんなところ

オーストリア1−8



これまた絶景!!

ここでKenkenが何やら大きいのんを掛けました!




おお!レインボートラウト!
しかも大きい!
何よりこの風景の中でバルサ50ブラウニーで獲ったってのが良い!

オーストリア1−9



優に50cmを超えるナイスなレインボーです!


よ〜し俺も!
節操無くヌッシーもブラウニーに変えてキャスト!


ヒット!

オーストリア1−10


Kenken程ではないですがナイスなレインボーチャッチ出来ました!
ちなみにこの流域のレギュレーションでフックはシングルフックと決められているので全てがまかつのシングル53(ソルト用)に交換済みです

がまかつ(Gamakatsu) シングルフック53
がまかつ(Gamakatsu) シングルフック53

レギュレーション的にコレ
でもトリプルよりも手返し良いのです




この川では他にもブラウン等5匹ほどキャッチして満足

オーストリア1−11


3番目のポイントに向かいます
3番目のポイントはブラウゼー(Bluesee)と言う湖というよりは池
名前の通りブルーの綺麗な池でしたが、10cm程のブラウン(笑)を釣ったのみで終了



天気もよくなってきたので朝イチの湖(ヒンター湖)に戻ることにしました



朝イチの湖
いきなりヌッシー本日最大のブラウンゲッツ!!
こいつは実に良い出かたしました〜!
実に綺麗な魚体です

オーストリア1−13



そこからはほぼ入れ食いに近い状態
湖の反対側へ渡ってからは10匹までは数えましたが結局何匹釣ったかは不明
で、一番釣れるのがレッドペッパーmicro(笑)
他のなにより高反応です


ティムコ(TIEMCO) レッドペッパーマイクロ
ティムコ(TIEMCO) レッドペッパーマイクロ

バス釣り時代から愛用してます
個人的には一番釣れるトッププラグ





オーストリア1−15


至福の時間は何時までも続きましたが、レストランが閉まると食いっぱぐれるのでホテルに戻ることにしました
やろうと思えば夜9時頃でも明るいので続けられるんですけどね
もう釣りは十分に堪能させてもらいました

ブラウン・ブルック・レインボーと御三家制覇できましたしね!


幸せ…


(続く)