【海況】8月17日長潮 雨→晴れ
【釣船】白墨丸
【釣り座】胴の間

例年お盆の間は釣り自粛のヌッシーです。
古風なんです。
という訳で送り火も終わった17日に早速タイラバにGO!
何か潮周り的に紀淡海峡で釣れそうな気がするので白墨丸さんにお世話になりました。
何となく同じ目論見の顔見知りの常連さん達含む選手8名で出港〜

白墨丸
(お盆過ぎると夜明けもかなり遅くなりましたね〜)

くじ引きの結果ヌッシーの釣り座はちょっと後方の胴の間。
お客さんは皆さんかなりやり手っぽい感じです。

ポイント着。
取り敢えず投入してみますが速攻でプツン!とタチウオに切られ…
おいおい〜と思いながら再投入するとまた速攻でプツン!とタチウオに切られ…

まだ誰も何も釣ってない間にヌッシー2発も切られてしまいました。
こりゃかなりタチウオ沸いてるで〜

しかも天気予報では晴れ予報だったのに夜明け前からどんより曇り、時々しゃ〜っと雨が降るごっついローライト
更には二枚潮どころか三枚・四枚な感じのトルネード潮
更にはプッツンプッツン切っていくタチウオ
なんじゃこりゃ〜!

タチウオも狙ったらなかなか釣れんのにタイラバの邪魔はチョコチョコしてくるのよね〜
周りの皆さんもタングステンヘッドをプチプチ切られてはります。
きっと釣具屋さんに雇われたタチウオにちがいありません(笑)

10時を回っても相変わらず雨・二枚潮・タチウオの三重苦は続きます。
特に今日の潮は無茶苦茶変で手練のお客さんばかりなのに3人4人で絡む複合オマツリが多発します。
これだけオマツリするとラインの信頼度はゼロになりますね。
下船後、船長も「午前中のあの潮はありゃ無理だと思った」と遠い目で語ってました(笑)

それでもミヨシのお客さんは結構いい感じで釣れ続けます。
でも胴の間〜艫のお客さんは沈黙。
潮が変すぎてドテラで流せずスパンカーを使って船を立てなきゃ釣りになりません。
そこで船長が「ヌッシー左前空いてるから行ってみ〜」と言ってくれたのでホホ〜イと移動。
移動した途端にミヨシが沈黙して艫がポポン!と連続ヒット!
マジか!ヌッシーが毒電波だしとるんか?!



昼を回って胴の間3人だけが取り残されてしまいました。

この辺りからようやく潮が落ち着いてきて素直なライン軌道でドテラ流し出来る状態になってきました。

チャンス!
ちょっと風が強かったのでヌッシーはかなり重めの150gシンカーで投入。
すると胴の間のお客さん2人がポポン!とヒット!
ヌッシーはシンカーを重くしたのに風が緩んだせいでレンジが合わず乗り遅れ。

しまった〜セッティング間違えた!
慌てて100gにシンカーをセットし直し。
ネクタイもこの辺りで一番実績のあるゴールドオレンジのロングカーリーをセット。

今日のアタリ玉

潮の残り時間もそう長くはないです。
持ってこの1流しか2流し。
間に合うか?!

野球で言えば9回裏2アウト!
いや、野球はここからや!
(野球ちゃうけど)
9回裏2アウトこそ男のロマンや!!


すると
の〜〜〜んと重くなるアタリ発生!
すかさず巻き合わせ!
ヒット!(涙)

やったぜ!51cm

上がってきたのは値千金のマダイ51cm!
まさに2010年の仙台育英×開星の試合、9回の裏2アウト・2ストライク3ボール、フルカウントで自動的に走り始めたランナーから始まる開星の逆転劇!

続けて同じようなアタリを巻き合わせで刈り取った55cm!
続けて2匹め55cm
(真っ白な魚体のべっぴんさん)

この後もアタリは何度か発生したものの
監督船長から試合終了のホイッスル。
満足してタイラバを回収しようとした水面直下でサワラがギャーンと来てバクっと来てブチッと引きちぎってあ〜ビックリで終了〜(笑)

いや〜〜〜〜危なかった!
今日は本当に厳しい試合でした。
マダイ攻略というより二枚潮とタチウオに苦しめられた一日。
それでもワンチャンスに掛けてじっとタイムリーを待ち続けた我慢の釣りでした。
まぁ潮さえ整えば4番セットでガツンと長打でるんですけどね〜

50cm台が2匹釣れて帳尻も合って満足できる結果に終わりました。

あ〜〜危なかった!(笑)


釣果