ヌッシー疑似餌同好会

カテゴリ: その魚、喰ってみました

先日も良く釣れたサワラ(サゴシやけど)。

主原釣果


結構ご近所さんにお裾分けしましたが、それでもかなりの量が自宅用に…

でもサワラは加工向きの魚だから加工の仕方で日替わりで食べられるんですよね。

まず翌日は最強の食べ方のサワラの炙り!

サワラの炙り

これ、何度か質問を受けたのが「炙ってから切るのか?切ってから炙るのか?」って問題。
炙ってから切ると皮下の脂が溶けているので皮が滑って全体的にぐちゃぐちゃになるんですよね。
と言って切ってから炙ると切り目の隙間から身に火が通ってしまうんですよね

正解は「炙ってから切る!」炙ってから一旦そのまま冷蔵庫に入れて溶けた脂を再度固まらせてから切るとうまくいきます。
(注意:間違っても氷水等で冷やしちゃいけませんよ〜バラバラになります)


翌々日はサワラの昆布締め(〆サワラ)!

サゴシの昆布締め

サワラというかむしろサゴシに向いている料理です。サワラクラスじゃ身がゴツすぎて〆らないんですよね。旨味が少ないので敬遠されがちなサゴシですが、この料理法だとサゴシの良さを引き出せます。


中一日空けて4日めはサワラの味噌漬け!

サワラの味噌漬け

ド定番中のド定番!間違い無し!
ちょっと焦げた皮目がチョ〜旨いです。


そしてある程度の量は切り身にして日本酒を振ってからジプロックに入れて冷凍しておくと半年くらいはふっくらとした塩焼きで食べれます。 

サワラは日替わりで色々な食味を試せるからい〜よね〜!

今年もタチウオシーズンに突入しましたが、困るのがペンペンクラス(指2〜3本)のタチウオ。

指3本半以上あれば焼いても何してもそれなりな料理になるのですが、ペンペンクラスは焼くと火が通り過ぎてカスカスになるし、かと言って他の料理には使えんし…

という訳でヌッシー家ではペンペンクラスのタチウオはヌッシーが三枚におろしてから「オクラとかを芯に巻いてロール天ぷら」とか「穴子の天ぷらみたいに丸ごと天ぷら」にしたりしています。

って前から言うてるのですが、しょっちゅう「タチウオを3枚に?!」と驚かれちゃうのです。
でもそんな難しい事ではなく…

まず用意するのは小出刃。
小出刃のほうがやりやすいです。

そしてペンペンクラスタチウオ(写真は少し大きめですが、実はもう少し小さいほうがやりやすいです)
1

細すぎる尻尾はカットして…
2

頭も横びれ辺りからカット
3

この状態で指で押し出して内蔵も抜き取ります。
腹の部分を切り取っても良いですね。


で、尻尾の方から3枚におろします。
他の魚と同じく必ず尻尾からです!
一気に大名おろしにします!
4

ズバッと最後まで一気に!
5

裏返して反対側も尻尾からカット
そして残った中骨(笑)
6
 慣れたらコレくらいスケスケにカットできます(笑)


すると後は身だけなので色々な料理するだけ。
ペンペンタチウオ片身のロールでも完全に身だけなので1個食べると結構なボリュームありますよ!
7

そして残った中骨の山(笑)
骨せんべいに… とかは面倒臭いのでヌッシーはしません。
8


こうすれば折角釣り上げたのに「どないして食うねん?!」なペンペンタチウオも美味しく頂くことが出来るので無駄な殺生にせずに済みます。

結構簡単なのでちょっとやってみ!(笑)

さてさて、2週続けて南紀の底物が色々釣れたわけですが、もちろん美味しくいただきましたよ〜!

今回のテーマは「ウロコ」です


まずは南海の至宝ホウキハタ80cmオーバーから

1ホウキハタ


口もデカイです

2ホウキハタ口


今回は「すき引き」と言う技法に挑戦してみました
うろこ取りでガシガシ削り取るのもアリなのですが、身にダメージを与えないように柳刃包丁でジョキジョキと削り取っていくことをすき引きと呼ぶのです

ちょっと横びれ辺りが難しかったかな
初挑戦にしては上手に出来ました
剥がしたウロコはちょっとだけ片栗粉付けて素揚げに(←美味しい)

3ホウキハタすき引き



で、折角美味しい皮の部分も残ったので今回は炙りも作ってみました
美味しい!
けど何か足りない…
(こんどまた明石のたにはらさんとこ行ったらやりかた聞いてみよう!)

4炙り



そしてテーブルに華が咲く薄造り!

5薄造り


ポン酢に柚子胡椒溶いて旨い!!


他にはアラも全部まとめてお鍋にして頂きました

もうね、ホウキハタは旨さのキングですわ〜
ハタ類は色々居ますがダントツで旨いのはホウキハタ
食感・旨味・美しさ
どれをとってもキングです!



翌週はエビスダイとウッカリカサゴとアヤメカサゴ


まずはエビスダイから

6エビスダイ



このエビスダイ、ウロコが硬いのが難点
うろこ取りを使ってシンクの中で剥がすのですが、一枚一枚バキン!バキン!と剥がす感じです
本当にバキン!バキン!です(笑)
剥がしたウロコはシンクの中をキンコンカンキン!と跳ね返りまくってビシッと腕に当たって痛い痛い
何じゃこの魚は??


で、なんとかウロコを剥がし終わったエビスダイです

7エビスダイうろこ取り



ここから三枚におろすのですが、背骨の形も異常!
途中で大きく湾曲しているので躱すのが大変です
しかも首の付根がかなり太く、内臓を取り巻く白い袋も固い…
エビスダイはキンメダイ科の魚だそうですが、魚をさばいた感じでは完全にシーバスと一緒な感じでした

三枚に下ろした身はほんのりピンクで美味しそうな感じ

8エビスダイ身



次はウッカリカサゴ

9ウッカリ



エビスダイの後で処理するとウロコ剥がしも何と楽なことか!(笑)

10ウッカリうろこ取り



ちゃちゃっと処理して身は薄造りに、アラは鍋の具にすべく解体
合わせて沢山居たアヤメカサゴも全て鍋の具にすべく解体(メンドクセ〜!)

11鍋の具



ウッカリとエビスダイは合わせて薄造りに

12ウッカリ薄造り



美味しいです
これはこれで最高クラスのお味の薄造りです!


しかし前週のホウキハタの味の記憶がまだ残っているので「やっぱりアッチのほうが旨めぇ〜!」って事になっちゃいます(爆

あ、エビスダイの薄造りはガシラよりはコリコリ感は薄いものの上品なお味で大変おいしゅうございました



やっぱり根魚は美味しいねぇ!

一仕事終えて自宅でくつろいでいた昼過ぎ
ソルティガブロスの吉田さんから携帯入電

「今晩明石で飲み会せぇへんか〜?」

今日の今日で明石かぁ〜大阪からは遠いなぁ〜
ん?待てよ?明石って事は旬菜たにはらさんか?
ってことは何か入荷したか?

「何かエエもん入りましたか?」

「そら言えんなぁ〜(笑)」

吉田さんの不敵な笑いに何かトピック的な獲物を確信!
ヌッシーも参加するぜ!!


で、新快速に乗って明石19:40着

既に強欲な男たちは集結済み!
吉田さん、エノケン、漁神さん、せんせぇ

石鯛1



今日の獲物は中村さんが届けて下さったという日和佐産の巨大石鯛!

石鯛


どやさ!
食らうメンバーは皆腕に覚えのあるジガーですが、石鯛は滅多にジギングでは釣れない上にこれは特大ランカークラス!
簡単に言えば食ったこと無い魚だけに興味津々

来て良かった!(笑)


料理は炙りと腹身の刺身に始まり
(その前にウロコの素揚げもありましたが)

石鯛2



タタキ

石鯛3


塩焼き

石鯛5


煮付け

石鯛4


酒蒸し

石鯛6


この後雑炊に煮付け出汁へそうめん投入したものやら…
強欲5人組で食べ尽くさせて頂きました

中村さんごちそうさまでした!

呼んで下さった吉田さん旬菜たにはらさんいつもありがとうございます!



大きな地図で見る

最近何故か急にヌッシーに釣れるようになった南紀のアカヤガラ
(どうもレクターに高反応(笑))

特に今回のはデカいメガヤガラ!

僕ヤガラです
(ハイ!僕ヤガラです)


アカヤガラはその細長い体型だけでも捌きにくい魚ですが、その長さの半分近くを占める固い頭と後頭部の骨・厄介な胴体部骨格構成も相まって非常に捌きにくい魚です

前回は面倒くさかったのでダンダンダンと頭も胴体も輪切りで鍋にしましたが

今回はヌッシーが気合入れて捌いてみるぜ!!


下処理として体のヌル(ヌルヌルの魚です)を米ヌカを擦りつけて洗い流します


さてまずは胴体部から
通常の魚のように頭を先に外して… といかないのがこの魚
厄介なのが後頭部から後に伸びる硬くて太い骨
この骨に添って背骨を伝って包丁を入れて身を削ぎとります
おお!意外とヌッシー上手(笑)


両面削ぎとったらこんな感じに

背骨にそって三枚卸


残った胴体部中骨は鍋にするので出刃包丁の後ろか中華包丁でダンダンダン!と輪切りに

エラと内蔵を捨て去ったらこんな感じに頭だけになります

ヤガラの頭
( ↑この頭の後ろに伸びる骨が厄介なのです)


この頭は鍋の具材なのですが、こんなデカイ頭丸ごと鍋には入りませんので切断しなくてはいけません


で、前回はこのまま頭を包丁で切断しようとしたのですが、叩き切ろうにもなかなか切れず刃が欠ける始末


今回は上下を反転して上面を下側にして包丁の後ろでダンダン叩き切ると上手くいきました!
同じ行為ですが表からするのと裏からするのとで作業効率が全く違います
ここは是非裏面から刃を入れて下さい



で、出来上がった具材がこちら

ヤガラ解体終了

うし!上手く行ったぜ!



今回はまず身を薄造りにしてみました
ワサビポン酢で頂きます!

ヤガラの薄造り

これは旨い!
個人的には鍋で食べるよりも薄造りを断然お勧めします!
身にはしっかりとした旨さがあり、よく見るとホウキハタのように身の中に含まれるゼラチン質状のものがキラキラと光っています
これは高級魚やわ〜


残った部分は鍋にして食べてみます



アカヤガラ、妙な魚ですが是非食べてみて下さい!

今日は小型マグロの絞め方のお話
いや、あくまでまだ仮説段階なのでエライ方のコメントお待ちしております
大型マグロではなく気楽に釣れる幼魚サイズの話です


何年か前に俊海丸に乗って南紀沖の波浪ブイにて6kgちょい位のビンタ(キハダマグロの幼魚)をポポ〜んと3匹釣り上げた時の話

堀井船長が「こないして絞めますねん」と言いながらビンタの尻尾を掴んで頭を船に叩きつけて終了〜
「ふ〜ん」と思いながら続けて2匹も同様の絞め方でゴッツンして持ち帰ったのでした

その時は狙っていたのが20kg級であったことも相まって全然期待せずに持ち帰ったビンタですが、これが腰を抜かすほど旨い!
マグロってホントはこんな味なんや!

ここで心を入れ替えてそれから後にビンタが釣れるたびに「丁寧に絞めたらもっと美味しいに違いない」とナイフで絞めて丁寧に血抜きして持ち帰っていたのですが…

どうにもアノ味に再び巡り会えない

味も見た目の色も薄いのです

まぁ魚てやつは個体差もありますし季節やベイト、群れでも味が違いますのでそのうちに美味しい奴にも出会えるだろうと思っていたのですが…



先週周参見の大洋丸で釣れたビンタ

2次は9kgビンタ


3kg→9kg→3kgの順番で3匹釣れたのですが

1匹めの3kgは船長がゴツンのお手本を見せてくれて床に頭を叩きつけて絞め
2匹目3匹目はヌッシーがナイフで絞めて血抜き

帰りに釣友のおっくんの所に何匹か魚を下ろした中にどっちかわからないけど小型のビンタを1匹混ぜて帰宅したのです

家に持ち帰ったビンタは大小どちらも捌いてみると要するに味と色が薄い感じ
まぁそれはそれでそういうものかと食べていたら…

おっくんからの一報では旨い!の声とともに写真で見ても色が赤い!

ヌッシー家の小型のビンタはヌッシーがナイフで絞めた後があったのでおっくんの所のはゴッツンビンタであることは明らか




もしや!



小型マグロは血抜きしたらアカンのちゃうの?!


あくまで20kg以下の小型の話だとは思いますが、小型マグロは血抜きしたら味が下がる仮説をここに提案します!
(その日か次の日中に食べることも前提です)
和歌山の漁師さんたちがゴッツンして絞めるのは荒っぽいからでは無く、それが一番美味しく食べる方法だと知っているからではないでしょうか?


みなさんのコメントも求む!

鯛を釣りに行った割に鯛以外の物を持ち帰って来る外道王なヌッシーですが、自慢じゃないですが持ち帰った魚は鳴門産絶品高級魚ばかり!

と言うわけで外道王の食卓は…(笑)


2週前のデカいブリは腹身のエエとこは刺身に

1ブリの刺身


物凄い旨いです!

もう長いことジギングしてきて青物もそれなりの数を釣り上げていますが、本当に旨い鰤族って5本あったかどうか…
ヌッシー基準では本当に旨い鰤族は明石産か鳴門産でカタクチイワシを食べている7月の鰤
その条件であっても全てが旨いわけではなく良い時にしか当たらない丸っとした形の物だけ

この93cmのブリは寄生虫(鰤線虫)が心配でしたが、外見からは虫入り独特の尻尾が細い感じではなかった事から期待した通り虫も居るには居たけどホンの少しだけで影響なし!

味の濃さと上品な脂のハーモニーはまさにカタクチを食べている鰤のそれでした

・・・幸せ・・


背身の多くは照り焼き用にカットしてお裾分け
外道王家でも塩焼きで食べましたが、旨い魚は焼いても旨いのです!

そしてカマの塩麹焼き

3ブリのカマ焼き


うぅぅ〜む
旨い!


一緒に釣れたマサバは鯛名人の某焼き鳥屋さんに教えていただいた方法で一手間掛けてシメサバに

2シメサバ


釣った時点では「本当はこの時期ならゴマサバが欲しかった」とか何とか言うてましたがスミマセンでした!!

無茶苦茶旨いです!
本当申し訳ない!!
申し訳なくてニヤけてきます(笑)


この日一緒に釣れた真鯛も刺身にしてヌッシーがギャァギャァ言う程悪くは無かったですが、まぁ普通〜ぅの味でした(画像なし)



翌週、外道王リターンズとばかりに激釣した旨い魚三種

この日のマサバはそのあまりの見事さにシメサバにする下拵えを待ちきれず1/4カットを刺身にしてツマミ食い(爆)

4サバの刺身


ハハハ、こりゃ旨いわ(笑)
やっぱりこの辺りのサバはモノが違うねぇ
釣りしない人はこんなん一生知らないんやろなぁ〜


一日寝かした翌日、外道王家にお客さんが来たこともあって豪華三種盛りに!

上からカンパチ刺身、マゴチ薄造り、シメサバ(ハモは買って来ました)
カンパチは醤油で、マゴチはポン酢で頂きます

5豪華三種盛り


コメント要ります?(笑)
カンパチが旨いのは当然としてお客さんもマゴチの旨さに驚いてましたよ
これはそうそう食べられない味です
白身の魚なのに味が物凄く濃いんですよね

大皿2枚で出したのに完食!


こんな魚ならいつでもカモ〜ンですよね


さて、鯛釣ろうっと(泣)


うどん県で釣り上げた魚を食べてみました

まず真っ先に(次の日に)食べたのは今が旬のスズキ!
この個体は水通し良い所でヒットした上にボテボテに肥えた良い個体だったので期待大です

包丁を入れた瞬間に判る脂の乗りの良さ
迷わず薄造り&洗いで頂きます

すずき


旨い!
久しぶりに旨いスズキを食べました
意外と6〜7月にエエトコでうまい具合にヒットするスズキって居ないものですから、旨いスズキを食べたのはもう随分前の明石海峡松帆海岸で釣った個体以来

アコウの薄造り好きのうちの長男も次男もバクバク食べてましたから旨かったのでしょう



あ〜美味しかった!


と横を見ると鯛が手付かず(笑)

う〜んどないするよコレ?

ノッコミ後半の真鯛なんて猫またぎもええとこ
案の定包丁入れた瞬間に判る残念感(苦笑)
とは言えキープしたからには食べてやるのが供養


考えてる間にヌッシー母が今流行の塩麹に付けてさらに蒸し焼きに

たい

お!意外とイケるねコレ!
上手いこと味付けされて十分なおかずになりました
まぁこんな食べ方もあるってことで…

山陰の宝石達を食べ始めて三日目

まだ食うか?!との声が聞こえてきそうですが、仕上げに鍋を食べます!

アコウとカサゴの骨で取った出汁で鍋を作成!
具はアコウとカサゴのアラのみですが、実はここが一番旨いので残さず食べますよ〜

 アコウ鍋

腹身の一番美味しいところをパクリ

う〜ん結構なお味で御座いました

三日三晩アコウを食べ続けましたがアコウは飽きませんわ〜!

さて、山陰の宝石たちを食す!二日目は一緒に釣りに行った方々にお誘い頂いて明石までアコウパーティーに参加です!

宴会1

吉田さん漁神さんが釣ったアコウに船長が釣ったのをガメたアコウを足して(笑)、ナベさんが釣ったマハタに漁神さんのヒラゴ、皆で釣ったウッカリカサゴをぶち込んだあり得ないほど豪華な食材がベースです

CIMG0437
 ↑これが船長が釣ったのをガメたアコウだ!(笑)


当然メニューもあり得ない程豪華(爆)

お品書き2

まず突き出しはアコウのウロコ煎餅と肝のピリカラ煮

 アコウの皮3

いきなり先制パンチを受けました(笑)
何かめっさ旨いやん!


驚く暇もなく定番の刺身が運ばれてきました
左上から時計回りにヒラマサ・アコウの炙り・ウッカリカサゴ・アコウの昆布締め
アコウが旨いのは納得ですが、全員に共通するのは今回のカサゴの旨さ!

刺身4


そして立て続けにタタキが運ばれてきました
上段がマハタ、下段がアコウ、中段ネギに隠れてヒラマサのタタキがあります
ヌッシーは気に入って一人で食べ続けましたよ(笑)

たたき5


そしてチーズ仕立てにしたガシラの…何だっけ?(笑)美味しかったです

気に入った吉田さん「パスタは無いんか!」と無茶振りしてパスタの麺をチーズ鍋の中に投入!
これがまた美味いのなんの!

チーズ6


そうこうしている間に真ん中でアコウのちり鍋が完成です!

鍋7



この辺りでかなりお腹いっぱいになったヌッシー

しかし宴はまだまだ続きます!

宴8


まだまだ出てきますよ〜、カサゴのアラで炊いたご飯にカサゴの一夜干しをふんだんに混ぜたあり得ない程豪華なご飯(笑)

アコウ飯9


ヌッシーはここでギブアップ!
もう入りません!!!


しかし容赦無くトドメにアコウの骨を砕いて取ったダシで作ったラーメンが…
大層旨かったそうですがヌッシーはギブアップ中につき食べられず(泣)



どないなってるのか判らん謎の豪華宴会でした

2日寝かせた魚達をいただきますよ〜!
今日はお刺身大会です!

まずはアコウの薄造り!

アコウ



そしてウッカリカサゴの薄造り!

ガシラ



そしてヒラマサ(ヒラゴ)の刺身!

ヒラマサ



薄造りはポン酢でどうぞ!
ウッカリカサゴの薄造りも特A級の旨さですが、アコウの薄造りはSクラスの旨さ
いや、久しぶりにアコウ食べたけどやっぱりアコウは旨いわ〜
ハタ類はデカいほど旨いってのもホンマやね


幼稚園年長さんの長男も「美味しい!」連発してバクバク!
アナタ違いの判るお子様ですねぇ(笑)

アコウ旨い


ヒラマサはこの中に入ると残念なことに…
ちっとも減りません
まぁ仕方ないか

まだ大量にアラがあるので明後日に鍋で頂きます

先日和歌山沖400mの深海から釣り上げたアラ

アラを食す1

種名 アラ(Niphon spinosus)
綱目 硬骨魚綱(Osteichthyes)
目名 スズキ目(Perciformes)
科名 ハタ科(Serranidae)
属名 アラ属(Niphon)



2日寝かせましたが我慢できずに食べちゃいました〜♪

写真で見るとかなり縮んでしまいましたね…
それでもかなりの体高肉厚です

特筆すべきはそのヌルヌル度合い!
アンタはメダイか!?ってな位にヌルヌルです
どんなに小削ぎとってもキリがありません


この手の大型ハタを解体する際に気をつけることは兎に角骨が硬いこと!
このアラも例外ではなく骨が硬かったです
普通の魚を捌くときのように「まず首を落として」→「3枚におろす」手順を取ろうとすると首の骨を切断する時にケガをするので(骨が硬くて切断できない)、首を付けたまま「3枚におろす」→「首と骨の状態にしてから骨切断」にしたほうが良いと思います

上記の方法でも肋骨の細骨が非常に硬くて3枚におろすだけでも一苦労…
マジで全身の骨が硬いです(ヒレを切るだけでも骨が硬い)


で、何とか解体完了!
(あ、ちなみに頭はヌッシー家装備では無理と判断して近所の寿司屋のマスターにお願いしてデカい武器みたいな包丁で切断してもらいました)

今回は鍋と薄造りで食べますよ〜!

鍋の具は厚めに切った身とあら(アラのあら)、肝、胃など…
(ちなみに今回も胃は空っぽで生態不明)

アラを食す2

鍋旨っ!
歯ごたえ弾力は大型ハタ類のそれです!
味はホウキハタやクエのような強い旨味ではありませんが、確かな旨みでありながらも非常に上品な味
あのヌルヌル深海魚からは想像出来ない上品さです
特筆すべきは肝!
肝旨いです〜!
アンコウよりも上品なお味かも

アラを食す3

薄造りもいただきますよ〜!
こちらは…
旨いのですが期待しすぎたせいかもうひと踏ん張りして欲しい味(笑)
いや〜〜こんなもんかな?
最近ハタ類よく食べるからなぁ〜
慣れちゃったのかな??
旨いんだけどなぁ〜
もう一つパンチがなぁ〜(笑)



ここまで書いて気が付きました!
昨年日本海の浦島で釣り上げたアラ、あの時の食味インプレが今回と全く逆なんですよね〜
前回は薄造りが旨くて鍋が今一歩みたいなことを書いてます
場所が違うからか?季節が違うからか?サイズが違うからか?ヌッシーの気の迷いか…

アラを食す4

とは言えうちの長男も美味しい言いながらパクパク食べてました
こいつ天然高級魚ばかり食べてるからなぁ〜
食育としては良いのかもしれませんが、口が贅沢になってしまってるので心配でもあります


あ〜おいしかった!


先日丹後の浦島グリで釣り上げたアラ

浦島7



種名 アラ   
Niphon spinosus   Cuvier,1828
綱名 硬骨魚綱
Osteichthyes
目名 スズキ目
Perciformes
科名 ハタ科
Serranidae
属名 アラ属
Niphon




上がってきたときは「シーバス?!」って思ったほどスマートな体型ですが、れっきとしたハタ科の魚
つまり絶対旨いって事です!!

今回はその日のうちに鱗を取って(ハタ科用の皮削ぎではなく普通にゴリゴリ鱗を落としました)頭を落とし、内蔵を取って寝かせておきました

釣り上げた時の持ち方が変!とコメントも頂きましたが、このアラはヌメリが凄いです
メダイみたいなヌメリで覆われています
んでもってハタ科なので鱗が細かい!
エラブタに刺が生えてるので頭を落とすときには注意です
ちなみに胃の中は空っぽで生態は不明


これを冷蔵庫で3日寝かせてから半身は薄造りで
(釣ってすぐは硬すぎて刺身に向かないらしい)
もう半身は頭やアラ(アラのアラ)と一緒に鍋で頂きました!

アラの薄造り



アラの薄造り
ポン酢で頂きます


旨い!!

これはホンマに旨いです!
近い味はホウキハタに近いでしょうか
つまりオオモンハタのように淡白すぎず、ホウキハタやクエのように脂が乗った非常に旨いクエ族の味です!

これこれ!
こう言う魚を食べるためにヌッシーは釣りをしてるんです

鍋は…
旨い!
旨いけどヌッシー的には翌日食べたタヌキメバルのデカイやつの方が若干旨かった気がしました
時期の問題かもしれませんが…
鍋で食うならホウキハタの方がお勧めですね
(勧められてもそうそう食えないですが(笑))
次にアラが釣れたら全部薄造りだ!!

いや〜幸せ(笑)

先日釣り上げた10kgカンパチ


釣り上げた直後から船長や横にいる同船者の二人やら遠隔地にいる釣友やらから「食べ方」のアドバイスがガンガン(笑)

全員に共通しているアドバイスが
「最低4日は寝かせろ!」

マジで4日も寝かせるの?!
腐らないの?!


「大丈夫!刺身でOK!1週間位でもOK!」
とのこと

ネットで調べてみると確かにカンパチは痛む足が遅くて4〜5日寝かせるのは普通みたい
ヌッシー家では新鮮なコリコリ感が好まれるので今までその日のうちに速攻で食ってました(笑)


友人のエノケン氏からは
「腹入れたままで寝かせろ!腹の脂が身に回って旨みが増す」
とのことで言われるまま腹いれたまま大型冷蔵庫で丸っと保管

2日経った木曜日にまたエノケン氏から
「これ以上腹入れると臭いがしてくるから腹出して、更に寝かせろ」
との指示(笑)
言われるまま腹出して更に保管


確かに3日目位までは死後硬直でガチっとしてたカンパチも4日目位から固さが取れてきました
船長が言ってた「大型は3〜4日は置いておかないとゴリゴリ過ぎる」ってのを実感


で、5日目の日曜日にようやく御開帳!!

まな板に乗せるとデカイねぇ〜
ミナミの道具屋筋でデカいまな板買っておいてホント良かったよ

寝かせたカンパチ1



バカっと開いてみると実にいい感じ!!

寝かせたカンパチ2



全く傷んでいないどころか全身に脂が回って背身まで真っ白です!




柵に切り分けてみると、この脂の照り!!
絶対うまいよコレ!

寝かせたカンパチ3

  ↑
ちなみにこれ背身です!
(腹身は全て塩焼き用になりました)



刺身にしてみました(これも背身)

寝かせたカンパチ4



旨い!


鍋にもしてみましたが、鰤族とは別格の旨さですね
(カンパチを鍋で食べたの初めてです)



結論:カンパチは寝かせましょう!

こないだ室戸で釣れたオオクチハマダイ
YOSHIBOさんには「鯉」って言われてましたが(笑)

オオクチハマダイ1


なんじゃコレ??


オオクチハマダイ
Etelis radiosus

スズキ目
Perciformes
フエダイ科
Lutjanidae
ハマダイ属
Etelis


調べてみると普通に10kg以上になる魚らしい
ということはこの魚はまだ小さい個体のようす


まぁええわ、食べてみよう!
良く解らんときは刺身に限ります
ヌッシー的にはまず刺身で食べて比較です
で、その味を覚えておいて次の機会で味付け…ってのが自分ルール


割ってみると…
こんな色です

オオクチハマダイ2


ちょっっと色のついた白身
ハマダイって言うくらいなので一見鯛の色と似ているようないないような
鱗が大きくて激しくて…


3枚におろして皮を下にして皮を引こうと思ったら、まな板に皮が吸着して何かやりづらかったです
もしかしたらこの皮付けたままお湯掛けて食べたほうが美味しかったかも…


まぁ取り敢えずザックリと刺身にして食べてみました!
(写真は半身分)

オオクチハマダイ3



え〜っとなぁ〜


これはねぇ〜〜


つまりほら、アレだ!




う〜ん微妙(爆)




鯛っぽい食感で、味も結構あるんだけど何かこう「惜しい!」って感じです(笑)
もっと大きい個体だと味が乗って美味しいのかもしれません
(事実沖縄あたりではハマダイは高級魚らしいですし)

煮付ける感じではなく、やはり生っぽく刺身かカルパッチョあたりが似合う感じですね
皮付けてた方が美味しかった可能性が高いです


次回釣れたら…

他に釣果無かったら持って帰るけど
他に釣果あったら持って帰らない


そんな感じでした!



ベルモント(Belmont) ステン ウロコ取り
ベルモント(Belmont) ステン ウロコ取り

鱗取り持ってますか?
ヌッシーは包丁でガガッとやっちゃいますけどね
あると便利です

木曜日に文字通り爆釣したサゴシその他

クーラー2

ハマチはクーラーに満タンなんて要らんけど、サゴシはいくらでも喜んでもって帰ります!

 

釣りから帰ったその日はシオとハマチをザックリと刺身に
シオ旨い!!
あ、ハマチも負けずに旨い!!
今年のハマチはイカナゴ飽食してるからか味が良いですね

 

もう1匹のハマチは知り合いのお宅へ貰われていきました

 

さて、大量にあるサゴシ(爆)
持ち帰ったのは20匹
釣ったのは16匹ですが、ナオチャンから6匹貰って(クーラーに突っ込まれた)当初22匹クーラーの中に存在していたのですが、氷入れたらクーラーが閉まらないので2匹ちとむさんのクーラーに突っ込んで帰ったのでした(笑)

 

持ち帰ったその日にヌッシー母が加工
(今回は任せました。後半半分母親キレてました(笑))

3本程2枚におろして骨の無い方を昆布締めに、骨のある方はカットして塩振って酒かけて冷凍(塩焼き用)
次の日には2本ほど潰して鍋に

残りは配りまくり

 

鍋も旨いし塩焼きも旨かったですが、やはりサゴシは昆布締めが絶品です!

シメサゴシ

この外側だけ酢でしまって中身はレアな完璧な状態!!

旨い!!
これは旨い!

大事なのでもう一度言いますが旨い!!

 

当分サゴシ爆釣続くのかと思いきや次の日からは沈んでいる様子
残念ねぇ〜〜〜(他人事)

先日釣れた
クロホシフエダイ

クロホシフエダイ

ヌッシーが行った前日あたりから数日間パタパタと釣れてました
どうも南紀ではそれほど珍しい魚ではないようです

スズキ目フエダイ科の魚らしく、50cmが最大級とのことですからヌッシーが釣ったこの個体でほぼ最大級のようです
事実この直後に同じようにヒットした同じクロホシフエダイと思わしき魚はやや引きが弱かったです
引き方はカンパチ(サイズ的にシオ)と似ているような気がしました

 

で、この魚、船長や地元のおいやんが言うには旨いらしい…

ポワレやムニエルに向くってのは白身魚に共通だけど、刺身で旨いとのことなので一気にまるごと刺身に!(笑)

クロホシフエダイ刺身

ふむ、ふむ

ヌッシーファミリーでは嫁とヌッシー父は魚の味には疎いのでもっぱら味の判断は魚屋の娘であるヌッシー母とヌッシーが下すことになるのですが…

ヌッシー評価「旨いやんコレ!」
ヌッシー母評価「う〜ん水っぽくてイマイチ」

と評価は二分

ヌッシー的には鯛に似ているというよりはどちらかというとサワラに味も食感も似ている気がします
酢飯に合いそうな味なので少し薄目に切って鮨にして紅葉おろしとポン酢で食べれば絶品な感じ
ヌッシー母のように感じる方には昆布締めなんてどうでしょうか?

取り敢えず釣れたらもって帰ることをお勧めします!

 

船長に貰ったビンタ(キハダマグロの幼魚)とヌッシーが釣ったヨコワ(クロマグロの幼魚・よく見たらヨコワだった)は刺身の盛り合わせに
手前と奥の白っぽいのがヨコワで真ん中の赤っぽいのがビンタです
ヨコワが白っぽいのはまだ小さすぎるから

ビンタ刺身盛り合わせ

ふむ、ふむ

うん、ビンタの味ですね(笑)

いや、悪く無いです
悪く無いですが夏にトップでポンポンポンと釣れた時の感動的なまでの旨さは無く…
船長に尋ねたら「単純にサイズの問題」とのことでした
トップで釣れた奴はそこそこ大きかったもんね

ということは…

20〜30kgの奴はきっと凄い旨いんでしょうねぇ

 

来年は釣ってやるぜ!!

 

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やっぱりあの海域にはコレが要るか…
80Lに入らん!とか言ってみたい(笑)

 

先日釣り上げたオオモンハタ(オ「ウ」モンハタかと思ったらオ「オ」モンハタでした)
これでヌッシーが釣り上げたハタ科マハタ属の魚は3種になりました

キジハタ(アコウ)

アコウ

ホウキハタ

ホウキハタ

そしてオオモンハタです

オオモンハタ


これ以外にも関西近海で釣れるハタ科マハタ属の魚としてはマハタがあるのですが、何故か今まで釣り上げたことが無く…
更にハタ科のキングとも言えるクエも今後釣り上げてみたいターゲットです

まぁ今後の努力目標はともかく
オオモンハタも喰ってみた事ですし、3種味の良い順にランキング付けてみました

こうだ!
ど〜ん!(笑)

アコウ・ホウキハタ>>>>>オオモンハタ

何とオオモンハタが随分ランキング下方です!

アコウとホウキハタは味の甲乙付けがたいです
正直ホウキハタの旨さは格別!
話によれば身にゼラチン質を含むのはクエとホウキハタだけとの話
鍋で絶品でしたが薄造りも感動的に旨かったです

アコウ(キジハタ)は2年ほどご無沙汰なのですが…
確かに旨い、旨いのですが独特のクセがあります
これが嫌なクセではなく長所と捉えられる味わいとなってます

さて、オオモンハタ
オオモンハタを食べる前にヌッシー母と「アコウってクセあるよね〜」ってな話しながらオオモンハタを捌いてまずは薄造りで…

ん????
食感はハタ科のソレですが、味が淡泊すぎます
平たく言えば旨みが少ない
ヌッシーとヌッシー母は顔を見合わせて(父と嫁は魚の味に疎いです)、あぁアコウのクセはやっぱり旨みの一部なんや!と実感した次第

次に鍋にしてみましたが、やはり味が淡泊すぎる傾向があります
但し鍋だと味付け出来る上に頭等のアラ部も美味しく頂けるし、何より身と皮の間のゼラチン質も食べられるのでGOOD!
オオモンハタは鍋で食う魚ですね

オオモンハタの名誉の為に言っておきますが、こいつもハタ科の魚だけあって市場では非常に高価だそうです
あくまで食味最強のハタ科の魚としての超辛口評価です
YOSHIBOさん曰く「オオモンハタよりもマハタの方がずっと旨い」らしいですが、市場ではマハタよりもオオモンハタの方が高いらしいです

こうなってくるとやはりクエとマハタも釣って喰ってみないとね〜
予想ではこうか??

クエ>アコウ・ホウキハタ>>マハタ>オオモンハタ

あ、ちなみに同じ全長ならオオモンハタよりもホウキハタの方が引きは強いです
怒濤のトルクです
オオモンハタは長さが同じでも体高や厚みが薄いので引きはそれほどでもないです
やはり喰うにも釣るにもホウキハタって事ですね

オオモンハタは水深30M位で良く釣れますが、ホウキハタはもうちょい深め50M以深の方が良く釣れるらしいです
あ、クエは100M以深らしいですよ〜

先日の俊海丸釣行で持ち帰ったやたらと赤っぽいお魚さん達(笑)

赤いお魚さん達

持ち帰ったその日のウチにウロコと腹を処理して翌日の晩ご飯に刺身で頂きました

捌いてるうちにどれがどれだったかよく判らん事に…(爆)

ごちゃまぜお刺身

取り敢えず「パクッ!」

…う〜ん、なんていうかなぁ〜これは〜つまり〜

他の種類を「パクッ!」

…つまりアレだ〜いわゆる〜だいたいがぁ〜

更にもう一種類「パクッ!」

…どっちかいうたら〜あっちかなぁ〜




なんだかなぁ〜(爆)

いや、マズい訳じゃ無いけどさして旨い訳でも無く(笑)
3種類の魚が皿に乗っているはずなんですが、どれも特徴無く…

恐らくこれがオジサンと思われる魚も「そこそこ逝ける」と聞いていたのに何だかも一つな感じ
全体的に旨みが少ないっちゅうか体色の割に味は薄いっちゅうか

前回美味しかったアヤメカサゴも今回は他の魚に埋没したのか旨く感じられず
時期的なものなのか何なのかは不明

家族からも特に文句が出た訳じゃ無いですが、何故か皆少しづつ残したので泣く泣くヌッシーが引き受けて食べる事に(笑)




結論としては…

まぁそれほど喜んで持ってかえって来るほどの魚とは違うって感じです


まぁ喰ってみないと批評出来ませんので食べる機会があって良かったです(笑)

前回の釣行で釣れたアヤメカサゴ
ええ、コレしか釣れなかった訳ですが…

アヤメカサゴ

3匹釣れた中で小さい2匹は普通に煮付け
大きめの1匹は薄造りにしてみました

丸一日冷蔵庫で寝かせてから調理

ポン酢と紅葉下ろしで頂きますよ〜〜〜〜


アヤメカサゴ薄造り


お!旨い!

こりゃ旨いですやん!
どちらかと言えばフグにも似た食感
旨みも十分
幾らでも食べられるクセの無さ

上々です!

釣り物の扱いとしては「しゃ〜ないなぁ〜」「なんやアヤメか…」的に思われがちらしいザ・外道な魚ですが、なかなかどうして旨いですやん!

こりゃ喜んで持って帰る魚リスト入りです

え?
何食っても「旨い」しか言わへんやんって?

そんな事無いですよ
例えば

沖サワラ(味がしない)
乗っ込み真鯛(カスカス)
丹後の真鯛(味無し食感悪し)
ある時期の紀淡のアジ(味がしない)

等々結構本音で書いてます(笑)

逆に旨い魚は…

明石の花見ガレイ(もう最高!)
夏の松保の鱸(コレ喰わずに鱸の味を語るな!)
イワシ喰ってる明石のメジロ(脂の質が最高)
南紀の大型ハタ類(何しても旨い)
明石タコ(他のタコではあの味は出ない)
明石のサバ(ハマチとは価値が段違い)

等々… 場所と時期がピンポイントです(笑)

こ〜してみると明石の魚ってやっぱり旨いよなぁ〜
今年はどんな魚が釣れるかなぁ〜?
今から楽しみです


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この〆ナイフ良いね!
メンテのし易さ・耐久性
サイズ等々…
お勧めです!



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こちらは同じ物の小型
ハマチ大位までならこれで十分
良いね





正広 和包丁2本セット 出刃・柳刃 正広 和包丁2本セット 出刃・柳刃

旨い料理は良い包丁から!
釣り人なら持っとけ包丁セット!

先日の紀伊田辺俊海丸での豪華な釣果


帰宅した時間が遅かったので当日の晩ご飯には間に合いませんでしたが、取り敢えずハラワタだけでも処理しておこうとすぐに処理開始したのですが…

まずは60cmのホウキハタ
以前明石で釣れた50cm近いアコウは実家が魚屋であるヌッシー母が上手に捌いてくれたのですが、10cm増えて全長が60cmクラスになると重量は倍以上
これがなかなか首を落とせないのよ

ヌッシー母とヌッシーが二人で奮闘してやっと首は落とせましたが、その処理だけでヌッシー家の(一般家庭用としては結構デカい)出刃包丁はアウト!!
(特筆すべきは全然手が魚臭くならないこと。海が綺麗から?)

どないすんねんコレ?

仕方ない…かくなる上は…
速攻で近所の寿司屋に持ち込み!
マスターお願い!(ヌッシーの店も近いから心やすいのです)

「ええよ!」と二つ返事で捌いてくれました
忙しいのにすみません…
ホウキハタとYOSHIBOさんに頂いたオニカサゴね

流石プロの道具!プロの技!
ちゅうか刃渡り50cm位ある武器みたいな包丁あるんですね〜
それを使ってテコの原理で頭もバキバキと解体
見る間に旨そうな鍋の具に変身〜〜!

翌日、オニカサゴの身とホウキハタの半身は刺身に
ホウキハタとオニカサゴの大量のアラは鍋の具に
カンパチはヌッシー家で捌いて刺身に!

それぞれお金出しても買えないような高級食材なのに大量!

市内の親戚やヌッシー母の友人、仕事中のYOSHIBOさんに配られていきました

それでもやたらと残る食材はヌッシー家晩ご飯に!

まずは刺身!!

刺身


右手前がホウキハタ・その左がオニオコゼ、奥の皿がカンパチ
白身の魚は紅葉下ろしとポン酢で頂きますよ〜〜!

激旨!!

ヌッシー的にはホウキハタにハートを打ち抜かれ!(爆)
これは旨い魚ベスト3に食い込んできましたよ!
(他のベスト3は明石の花見ガレイと夏の松保の鱸)

カンパチもしっとりネットリ実に上品なお味!

差し入れした先からもいつになく興奮した電話掛かってきました。オニオコゼに感動したらしいです
YOSHIBOさんはカンパチサイコーらしいですし、ヌッシー父はホウキハタ・ヌッシー母はオニオコゼ…
要するに全部旨いっちゅう事です(笑)

で、ヌッシー嫁が気に入ったのは…


鍋!!

あ、鍋の写真無い…
取り敢えず大量に作った鍋の具
アラだけで写真の3倍近く存在したのですが、分配したのでヌッシー家の分はこれだけ

鍋の具

これと他に「身」の部分もあるわけで…
鍋で食べたのですが、お腹一杯になってもまだ優にもう一回鍋出来るだけの分残りましたのですかさず冷凍!

鍋旨いですね〜〜
簡単に言えばクエ鍋ですから
身も旨いですが、アラの部分のゼラチン質最高!

旨いもの喰うと涙が出るのは何故でしょう?


また鍋の具釣りに俊海丸行くぜ!
(もうインチクしかしないぜ!爆)



正広 和包丁2本セット 出刃・柳刃 正広 和包丁2本セット 出刃・柳刃

釣り人たるもの
キチンとした包丁一揃えは
持っておくべし!!




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包丁・和ナイフは使ったらお手入れ!

3
【釣場】 神戸港
【海況】 大潮 晴れ
【釣行者】ヌッシー


釣友のイッシーさんから「神戸港でマイワシ爆釣中!激旨!」の情報を受けたヌッシー
「とにかく旨いからヌッシーさんは行かなアカンでしょ!」との事ですから早速行ってきました!!

情報では朝のうちにマイワシが回ってくるとのこと
デカいヤツなら20cm位あるらしい
この間まで淡路島の西浦でマイワシ釣れてる情報あったけど神戸港なら行きやすいよね!

と言うわけで朝5時現着!
餌釣りの人達の間に割り込ませて貰って暗いうちはワインドでタチウオ狙います
これがまた渋くて…
んでもって寒い!

明るくなった頃合いなら釣れるかと思ったけど1回だけアタリがあったのみでタチウオの部終了〜

まぁいいさ今日のメインはマイワシやし


サビキでアジ狙ってるオッチャン達と話しながら情報収集です
前日マイワシが釣れたポイントや手堅いポイントなんかの情報をキッチリゲット!

今回は前日から車内放置して解凍させておいたオキアミレンガ使用
竿は6フィートのウルトラライトバスロッド(ちょっと短いけど手返しは良いです)
ピンクスキンのミニサビキ2個とコマセカゴ2個が道具です

マイワシが釣れると聞いたポイント(イッシーさん情報とちょっとポイントが変わってましたよ)でサビキ投入!

コココココゴゴ!
おお!連で掛かった感触!

上げてみると全ての針に鯉のぼり状態でマイワシ掛かってます!
やったぜ!

水面をのぞき込むと凄い大量にマイワシが泳いでいる様子

こりゃええ感じや!

何度か鯉のぼり達成した後で、急激に喰い上げたマイワシによってサビキが絡まってしまいました
ウハッ 鰯を舐めてました
まさか絡まるとは…
仕方ないからサビキを交換して今度は絡まないようにコマセカゴ2個ぶら下げて対応

釣りとしては一番簡単なコマセサビキですが、狙ってマイワシ釣るのは意外と難しいんですよね
群で回ってくるたびに泳層違いますし、回ってきてる間に手替えしよく釣らないと回ってきてない間は全く釣れません

そのうちにAM9時を回って全然回ってこなくなりました

まぁ良いか…
撤収!
コマセもゴミも片づけて…
サビキだけは一応竿にセットしたまま帰路へ

あ、そう言えばオッチャン達に手堅いポイントも聞いてたんだった!
帰る道すがらなので立ち寄ってみるとココでは未だ群れ回遊中!
コマセは既に処分した後ですが、コマセ無くてもサビキ放り込めば鯉のぼりで釣れます(笑)
コマセ要らんやん〜

ココでは10時まで回遊があり、ヌッシー的にも行動タイムリミットなので帰宅


結構釣れたよね
数えてみると45匹位です
全てマイワシ

マイワシ釣果

パッと見でマイワシのドットマークが見えないのも多いですが、しばらくすると浮いてきたりウロコ剥がすと下には点々あったり…
腹びれが体の前部にあるのがマイワシ・尻尾の方にあるのがウルメイワシとのことですから今回は前部マイワシのはずです

マイワシサイズ

大体16cm位の体長
中には何匹か20cmに迫る勢いのヤツも居ます
うん、十分な大きさです


で、

これを

ウロコ落として頭落として腹押さえて内臓を抜き取って綺麗に水洗いして水切り…
面倒臭さぁ〜〜!(爆)
45匹程全て下ごしらえするのは大変な手間ですね
これが100匹も釣れたら…
ゾッとします
まぁ旨いもの喰いたさに引っ張られて頑張りました

マイワシ下ごしらえ

新鮮なマイワシは下ごしらえしてもピカピカに光って綺麗です!






結構な量あったので今回は定番のテンプラと、イッシーさんお勧めのオイルサーディンに挑戦してみることにしました

オイルサーディン…
常備総菜として作っておくとパスタやなんやかんやと便利で旨そう!
でもどうやって作るの?

【オイルサーディンの作り方】
1,フライパンに綺麗に下ごしらえしたマイワシを並べる
2,ヒタヒタにオリーブオイルを入れる
 (全部オリーブオイルだと勿体ないから今回は半分エコナです、あ!エコナや…まぁいっか)
3,塩胡椒で味を調える(濃いめにして丁度位です)
4,お好みで唐辛子やニンニクなど
 (今回はしそニンニク醤油に浸けてあったニンニクを使用)
5,とろ火で40〜50分クツクツ煮る

オイルサーディン

途中からメチャ良い匂いしてきます
間違いなく旨い匂いです(笑)
出来上がりを2匹食べてみましたが旨い!
これは旨いよイッシーさん!
味付けの仕方は好みでどうにでも出来そうですね
フライパン2枚分作成
出来上がり後は冷ましてから別の容器に保存しました



晩ご飯はテンプラに
美味しいね〜マイワシ!
ホントにハマチよりこっちの方が食べる分には旨いです

マイワシのテンプラ

実にほっこりしています

もう一回釣りに行こうかな…



がまかつ(Gamakatsu) 小アジスキンサビキ がまかつ(Gamakatsu) 小アジスキンサビキ

コマセ使うならピンクが強い
こんなんでええんですわ
お手軽で旨旨です




先日の和歌山沖キャスティング釣行で釣り上げた沖サワラ

正式にはカマスサワラと言い、キャスティングする方々には「ワフー」と呼ばれる魚です

カマスサワラ解説

こいつ喰ってみました!

取り敢えず刺身で…
通常の本サワラの刺身はヌッシーかなり大好物

沖サワラは…

う〜む

 

これは

 

しかし…

味薄っ!柔っ!

決して不味くは無いのですが本サワラに比べて旨みが薄くて身が柔らかいです

これは味噌漬けにして水分飛ばして味を足せば美味しくなるかも

と言うわけで味噌漬けにしてみました

沖サワラ味噌漬け

お!

 

これは!

 

ふむふむ

 

味薄っ!(爆)

見た目は完璧なのにやはり味は薄いです
ええ味噌使ったので味噌の部分はかなり旨いのですが、長期間漬けておいたにも関わらずさほど身に味が浸みていない感じ
水分はええ感じに抜けたので食感にしっかり感は出たんですけどね

 

魚は釣れる場所でかなり味が変わってくるので全てがそうだとは言えないですが、取り敢えずヌッシー家では沖サワラは人気の無い魚になりました(笑)

 

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ウレタン新製品!
台風来て何も出来ないときは
手持ちのルアードブ漬けして準備

先日釣れたえべっさん
(コブダイの事を明石界隈ではえべっさんと呼ぶ・明石タコ検定でも出題されるぜ!・カンダイってのは関東での呼び方らしい)

えべっさん1

60cm位の平均サイズです

しかしこのえべっさんは釣り人には大変不人気の魚
特に船釣りでは鯛の外道として散々な仕打ちを受けることもしばしば
食べてもマズいだとかよく聞きます

しかし食べたことある人に聞くと意外にも「十分食べられる」とか「ある意味旨い」等聞くこともアリ…
どっちが本当?
こりゃいつも通りヌッシーが食べてみる以外に無いでしょう!

ただ一点だけ難点が…
こいつは磯の魚なので磯の虫だらけなんですよね…
体長5mm程で透明なカブトガニみたいな形のヤツ
(磯の魚には良く付いてますよね)
知らずに魚を触ろうとすると魚の体表の「水滴」かと思っていた物がスススゥゥ〜っと動くのでびっくらこきます
それが結構な数付いていまして…

そのまま持ち帰ったら家族が卒倒必至!

1匹づつ除去も出来ないのでクーラーに海水氷作ってその中へドボン!
帰りの車内で海水氷〆で取れるかどうか実験
駐車場に着いてから見てみると見事に外れていたのでクーラーの中の水と一緒に抜いて持ち帰り
やれやれ〜

帰宅後早速下処理に取りかかります

まずは鱗を取って…
って、身がブヨブヨ過ぎて鱗取りの衝撃を吸収してしまうためになかなか鱗が取れません(爆)
脂肪が付いたレスラーに打撃が通用しない感じです
四苦八苦して鱗取り

続いて頭と内臓を除去

えべっさん2

話によると頭はあら炊きにするとゼラチン質が旨いらしいのですが、今回は面倒臭いのでパス

ここから2枚におろします
要するに骨の付いた半身と付いてない半身です

今回のメニューは味噌漬けあんかけ
何しろベラ科のえべっさんはベラと同様メチャクチャ水っぽいんです
そのまま塩焼きにしてもベチャついていてイマイチだとか
同じベラ科でも甘鯛は塩焼きで美味しいのにねぇ

骨の付いている方は適当に切り分けた後で味噌漬けにして保存

えべっさん3

もう片方の骨の付いていない方は…
(身はプリプリの美味しそうな白身です)

えべっさん4

醤油(我が家のははなまるマーケットで人気のしそニンニク醤油です)と酒で下味付けて一晩冷蔵庫保存

えべっさん5

それを次の日に唐揚げにしてからあんかけにして出来上がり!

えべっさん6

おお!旨いじゃないか!
予想よりも断然旨いです!
特に皮がパリッとして好食感
身は良くも悪くも「白身」
特に変なクセも独特の旨みみたいなものは無いですが、美味しく食べられる白身の魚です
ホント良くも悪くも「白身の魚」なんですよね

ただ今回は2枚におろした物をそのまま切り分けたのですが中骨が結構太くて煩わしかったので、次回は中骨は取った方が良いかも

この食べ方なら身持ちも良くて食べやすいです
やるじゃないか!えべっさん

ヌッシー家でも大変好評で「次回以降も釣れたら持って帰れ!」と指示されました
(まぁあの虫は見せてないからねぇ)

 

もう片方の身は味噌に漬けて4日寝かした後で準備完了

えべっさん7

味噌漬けはどないかな〜〜♪

どれどれ…

ふむふむ〜

う〜ん、これは…

 

サワラや鯛やマナガツオとはまた違った味噌漬けです(当たり前)

う〜ん何て説明しようかなぁ〜

身はプリッとした白身(当たり前)
激あっさりです
皮と身の間が美味しい
味噌の味は4日漬けたのに身にあまり浸透しない

有り体に言えば普通の白身の魚です
グハッ!伝え聞いてたインプレそのまま言っちまったよ!(爆)

特別メチャ旨い訳でも無いが、さりとて捨てるほどマズい魚でもない
別段持って帰るのが面倒でなければ持って帰る価値はあると思います
何より1匹からかなりの量の身が取れるために晩ご飯の材料としては優秀です
刺身等の生で食べる魚でも無いので結果的に後日食べられる事になるのも便利です

折角釣り上げたんだから食べましょうね〜
(リリース出来ない状態になること多いし)

今度から釣れたら積極的に持って帰ることにします!

ベルモント(Belmont) ウイング ウロコ取り ベルモント(Belmont) ウイング ウロコ取り

ウロコ取り要るでしょ?
持っとくと便利!

ベルモント(Belmont) 飛び散らないウロコ取り ベルモント(Belmont) 飛び散らないウロコ取り

こんな便利な物も出てます
ウロコは悲惨に飛散するからねぇ〜

一昨日激貧果に終わったヌッシーのジギング。

U垣さんの鰤

反して見事な竿頭となったU垣さんが釣った鰤(83cm7kg超)の半身を丸ごと下さいました!

太っ腹!!

鰤の半身丸ごと

あれだけの鰤の半身ですから凄い量です。
もう半身を刺身で食べた後で奥様が切り分けておかれたそうで、塩焼き用に仕上がってます。
「釣り上げるのに時間掛けすぎたからか血が回って赤い」とのことでしたが、なんのなんの!

見事な脂の乗り

恐るべき脂の乗りでございます!

早速持ち帰ると実家が魚屋のヌッシー母も興奮して「凄い!凄い!」と大絶賛!

既に切り身にしてあったので塩焼きに。

塩焼きできた

デカい塩焼きやぁ〜!
オーブンから出すと脂がジュウジュウ音を立てて弾けています!

脂じゅうじゅう

え?食べたコメントいる?
メチャ旨ですよ!
U垣さんは「甘いで!」と感想を仰ってましたが、確かに甘い!

甘いと言うか旨みが濃いと言うか…
箸を入れるとホワッとさけてジュワッと脂が湧き出してきます
何も付けなくても旨いですが、ポン酢ともこれがまた良く合う!(感涙)

U垣さんごちそうさまでした!

先日作成したツバスの干物。
一晩と半日干してできあがりました。

ツバスの干物完成

実にええ感じに干し上がってます!

焼いてみました。

う〜む…
少々塩加減が強すぎたか…
干物は最初に塩水に浸けるときの塩加減が難しいのです。
気持ち塩が効きすぎてます。

味は…

まぁツバスですから多くを期待しちゃいけません(笑)
こんなもんです。

干物はまぁまぁ

とは言え朝ご飯のお供や晩ご飯+α な一品には最適。
多少は保存も効きますしね。

釣れすぎてウンザリすることも多いツバスですが、殺生して捨ててしまってはバチが当たりますので責任持って工夫して食べてみましょう!

先日の魚英釣行で釣れたビッグな明石蛸!
2kg半もある大物です

先日の大蛸

ここまでデカいと意外と料理に苦労します
何しろデカいので一気に喰いきれないのです
他にも旨いサイズのタコもありましたし…

こいつどうしようか…
そうだ!
干しダコにしよう!!

明石の魚の棚商店街なんかに行けばそこらじゅうに吊してあるタコの姿干しなアレです
あの干しダコって値段見るとビックリする位高いんですよねぇ〜
小さいもので1枚2000円、これ位のサイズのタコだと4000円はしたはずです

売っているような竹串を駆使した姿干しにする技術は無いし、必要も無いので解体して干すことにします

タコは塩揉み等はせずにそのままキッチンばさみ等で解体していきます
胴も内臓や目や口を取って平たく解体
解体出来たらキッチンペーパー等で余計な水分を拭き取っておきます

切り分けた大蛸

う〜む
かなりの量あるね

そのまま洗濯ばさみで干しても良いですが、ハエがたかるのは必須なのでいつもの干し網使って干します
(いつも重宝している干し網ですが、釣具屋等で300円程で買えます。安い割に1個あると非常に重宝しますよ)

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 燻製 干しかご
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 燻製 干しかご

ナチュラムのは小型で高め。でも普通のご家庭ならこれ位の方が場所取らなくて良いかも 

 

網カゴで干します

丸一日干してみると…
    …殆ど変化無し!
全然変わらんやん!
二日干しても変化無し…

この真夏の炎天下、毎日干し続けて5日目位でようやく干しダコ完成です!
干すのにかなり日数を要する物だと判りました

干しダコ完成

ええ感じにカンカンです

カチコチです

で、これをどう使うのかと言うと…
まず思い浮かぶのはタコ飯!!
本格的なタコ飯は干しダコで作るものなのです

 

【干しダコを使ったタコ飯レシピ】

(1)干しダコを焦げない程度に炙ります
   (炙ると少し柔らかくなるのです)
(2)柔らかくなったら小さくカットしていきます
   (小さく切らないと炊きあげ時に水分を吸って巨大化します)
(3)タコ飯に使用するタレ(うちでは醤油+ミリン)を作成
(4)そのタレの中にカットした干しダコをぶち込んでしばらく味をなじませます
(5)タレと干しダコを丸ごと炊飯器にぶち込んで炊きあげ

 

う〜ん旨い!!

タコ飯

昨日釣り上げたメジロ。
昨日早速お刺身で頂き、ご近所さんにもお裾分け。
今日はヌッシーの店のパートさん二人にお裾分けした後、またお刺身と漬けで頂きました。

昨日のメジロのお刺身

昨日釣り上げた後で魚英のナオチャンに
「このメジロ1匹ヌッシーさんいくらやったら買う?」と聞かれ
「う〜ん、3000円位かな?」
と答えたら
「そんなんで買えるか!!」って怒られました(笑)よう判りませんが随分高いみたいですよ。

脂の乗り!しかしどうですこの照り!艶!そして上品な脂の乗り!!

確かに旨い!!

これは魚屋さんでは普通売ってません。
梅田の阪急百貨店や阪神百貨店の地下食料品売り場ならあるいは売ってるかもしれませんが…
でもメチャ高そうです。

食べたい人は自分で釣ってくるしかありません!

小アジの南蛮漬けにそうそう、エサの小アジが残った分も貰って帰ってきました。
こいつは南蛮漬けに。
脂っこい魚が苦手の嫁さんは「こっちの方が美味しい!」と申しておりましたが、そりゃないでしょ〜(泣)

こんなん岩屋の波止から無限に釣れ続けるでぇ〜。

昨日のサワラを食べました。

魚英メンバーにはかなり不評の「日本海のサワラ」。理由は「臭い」と言うものでしたが、ヌッシーにはそんな風には感じられず。
前もってみんなから聞かされていたせいでしょうか?

「臭い」と言うことから変に脂ぎった感じを想像していたのですが、どちらかというとサワラにしてはアッサリ系のお味。味が薄いという気もしましたが、ヌッシー的には十分刺身で美味しく頂けました。
身の色が血抜きをキッチリした割には赤っぽい気もしました。サワラの刺身ってもっと白っぽい身だったはずなのですが…。

サワラのお刺身・昆布漬けさてサワラの刺身はともかく、絶品で驚いたのがヌッシー母が作った「サゴシの昆布漬け」
サバを締め鯖にする要領で昆布をきつめに効かせたものですが、これが異常に旨い!!
こんなに旨いならサゴシも大事に持って帰らなきゃって思いましたよ。

皆さん、サゴシの昆布漬け(〆サゴシ?)お勧めですよ。

こいつがアコウだ昨日釣り上げたアコウ(アコウは関西での通称。標準和名はキジハタ)

こいつは「旨い魚」「超高級魚」として有名です。


え?知らない?
え〜もん喰ってませんねぇ(笑)
いや、無理もありません。普通の魚屋では滅多に並ぶことは無いですから。旬は夏ですが、夏場はキロ1万円位が相場です。マジです。高いです。

冬場とはいえそこそこのサイズでしたし旨いはず。

今回はヌッシー母が腕を振るい、身は薄造りに・アラは全て一緒に釣れたガシラと甘辛く煮付けになりました。
薄造りはポン酢で頂きました。大葉を添えて食べると…

旨い!

マジ旨です!
最近釣り上げた魚の中でダントツのヒットです。
これは旨い。
あまり刺身が得意で無い嫁さんも「これは旨い」と絶賛。

アコウの刺身身は半透明。薄造りにすると皿の絵が透けて見える位です。歯ごたえがかなりあるしっかりした身。そしてコク。
煮付けの方も身がしっかりしていて味が濃いです。

また食べたいです!

あ〜去年の魚英の夏の呑ませ釣りでアコウが釣れてるときにヌッシーも行っとくんやったよ。青物ダービー用にツバス釣ってる場合じゃ無いな。
今年は呑ませ参加しようっと!

種名 キジハタ   
    Epinephelus akaara   (Temminck and Schlegel,1842 )
綱目 硬骨魚綱   
    Osteichthyes 
目名 スズキ目  
    Perciformes 
科名
 ハタ科  
    Serranidae 
属名 マハタ属  
    Epinephelus  
食味 
★★★★★  
分布 ■青森県以南の日本各地。朝鮮半島南部、中国、台湾。沿岸浅所の岩礁域にすむ。 
特徴 ■関西地方では「あこう」と呼び珍重される。力が強く、釣って面白いうえに、ハタ類中でもっとも美味とされている味の良さが喜ばれる。体は茶色っぽく、瞳と同じくらいの大きさの多くの橙色点がちらばる。体側には、やや斜めになった横帯があるが、はっきりしないものもいる。背鰭基底中央部に黒斑がある以外の暗色斑点はない。 
■惜しむらくは、あまり大きくならない、最大クラスで50cmオーバーくらい、ふつうは30cm前後で40cmを超えると大きい、ハタ科としては中型種だ。日本海側や瀬戸内海などに多く、黒潮域には少ない。
■小西英人    
出典 http://fishing-forum.org/zukan/

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