さて、ミッタージルで釣りをした翌日
実は翌日も釣りをする予定でしたが、既に十分満足してしまったために釣りをせずに移動することに
ぶっちゃけ後は観光になったのでここで書くまでも無い内容なのですが、何か尻切れトンボになってしまうので一応書きます(笑)
釣りと関係ないので読み飛ばしてくださいませ
釣りには満足したけれど次の宿は既に決めていたのでそこまでの移動の中間点付近にオーストリア最大の氷河があるので見に行くことにしました
(実はミッタージルのそばにも氷河があってすぐそこに見えていたのですが、立ち入り禁止で近寄れなかったのです)
グロースグロックナー山岳道路って大変長い観光道路を走って着いた先は
(山岳道路途中・何故かヨーロッパの青空は同じカメラで撮ってるのに青く写る)
オーストリア最大の氷河パステルツェ氷河とグロースグロックナー(3797m)
ただしこの道を通って氷河を見たらある意味一日仕事なのでその日はもう殆ど他のことは出来ません(笑)
その日の御宿はオーストリアの片田舎(またか(笑))Hüttschlag(ヒュットシュラーク)にあるHotel Almrösl
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ここは事前情報ではルアーでも釣りさせてくれるはずでしたが、実際に行ってみると「フライしかダメ!」とのこと(かなりしつこくダメと言われました)
まぁ前日で釣りは満足してたから良かったしその日は氷河見て時間潰れてたから良かったけど、釣りを楽しみに行ってたらガッカリするところでした
まぁこう言う行き違いも旅の思い出って事で…
チャックイン済ませたものの、それなりに時間あったのでちょっと50km程ドライブに(笑)
ナビで目星つけて行った先はこれまたビューティホーな湖!!
イェーガー湖(Jagersee)らしいです
観光バスも来てましたが日本でググッても何も出ないことから推測すると普通の湖みたい(笑)
トラウトはデカイのがウヨウヨ居ましたがフライフィッシャーも含めて誰も釣り人は居らず…
翌日はまたKenkenロングドライブでフランクフルトまで
途中、ロマンチック街道を走って世界遺産のヴィース教会に寄ったり
シンデレラ城のモデルで有名なノイシュバンシュタイン城の横通って「見た!OK!」と走り過ぎたり(笑)
(本気で立ち寄ったらこれまた一日仕事…)
シュツットガルトのベンツ博物館寄ったりしてフランクフルトまで丸一日掛かりました
Kenkenの家で一泊して翌朝即フライト!
と、ここでまた冒頭の話に戻りますが、Kenkenがいつも乗るウイング(国際線)ではなくEU圏内のヘルシンキ行きは別のウイング(国内線・ドメスティック)の方
航空カウンターに出向くのではなくEチケットのナンバーを自動入力して航空チケット出すやり方はKenkenが居ないと流石に判りにくかったです
(まぁ航空カウンターに行ってもできたんだろうけど)
で、国内線なので免税店は殆ど無く…
フランクフルトの免税店を楽しみにしてたのに〜〜〜!
またチッコイ飛行機でヘルシンキへ
ヘルシンキでは行きと違って帰りの手続きが非常にスムーズに進みました
そうそう、フランクフルト市内で購入したお土産等の税金の一部を返して貰う手続き(TaxRefund)もEUを出る最後の空港でしなければいけません
ここで書類を出すときに「買った物を見せて」と言われるので免税手続きをする商品はトランクの中ではなく手荷物で持っておく必要があります
(ヌッシーも見せろと言われたので出して見せました)
フランクフルトでチケットを発券する際に座席チェンジも出来たのですが生憎の全席満席
どんな人が帰りの隣の席に来るんだろう…
帰り9時間白人の大男だったらヤダなぁ〜
なんて考えてたら日本人の綺麗な女性が現れたので思わずガッツポーズ!(笑)
聞けばある分野ではかなり有名なお嬢さんで、しかもフライト中9時間ずっとヌッシーの話し相手になってくれたので非常に楽しいフライトになりました
旅の最後に思わぬ華を添えてもらって幸運でした
ちなみに!
関空で80ユーロ追加料金取られたロッドケース
またフランクフルトで80ユーロ取られちゃ敵いません
6千円で買った竿に往復2万円の送料使えないのでロッドケースごと竿はKenken家に置いてきました
まぁ引越しの時にでも紛れ込ませてもらえればOKだし、何なら捨ててくれても…
今回の旅は関空からヘルシンキまでが7700km×2、ヘルシンキからフランクフルトまでは1500km×2、Kenkenがドライブしてくれたのが約2000km
総移動距離20400kmの大遠征になりました
何より終始段取り取ってくれたKenken、本当にありがとうございました
カテゴリ: 海外遠征
海外遠征!オーストリアでネイティブトラウト!(2)
仕事終わってからローレライまで往復ドライブして、そのまま寝ずにオーストリアまでドライブ開始したKenken
大丈夫??
「大丈夫大丈夫」
Kenkenの高級車でまずは600km先のオーストリア国境を目指します
アウトバーン疾走です!
速度無制限で有名なアウトバーン
いわゆるアウトバーンだけでなく結構そこいらの道路も普通に速度無制限だったりします
何より日本のように一面の街ではなく、一つのコミュニティが点在するヨーロッパの街をつなぐ道路は基本的に信号が無いために非常にスムーズ
信号の代わりにロータリーが多いです
アウトバーンも全域速度無制限かというとそうでもなく、結構頻繁に最高速度が変化しして120km/hになったり時には80km/hになったり…
Kenkenも200km/h出したこともありましたが基本的に160km/hで巡航
ドイツ南部、ミュンヘンのBMW本社前辺りから雨が降りだして土砂降りに
途中仮眠取ったりしながら朝6:00頃国境を超えてオーストリアに入りました!
飛行機の例と同じく国境と言っても別段何がある訳でもなく、ただオーストリアに入った瞬間からアウトバーンが最高速度120km/hになるだけ
雨は国境付近からようやく小降りになってきてホッと一安心
国境を超えたところでナビに写った野池で竿を出してみました
何でもない野池ですが非常に綺麗!!
取り敢えずレッドペッパーBABYで探ってみるとヒット!
マジでトップウォータープラグにトラウトがヒットしてきました(驚)
ブラウントラウトです
ヒレピンの非常にきれいな個体
取り敢えず1匹釣れたので移動再開です
今日泊まるのはMittersill(ミッタージル)って所にあるHotel Braurup
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ここは名前のとおり地ビールの醸造所、そこが経営しているホテルと言う事のようです
非常に綺麗なホテルで料理も旨かったです!(基本的にヨーロッパのホテルは朝食のみが付きます)
一泊一部屋55ユーロはかなりお得!
ちなみにヨーロッパでは「部屋を買う」と言う概念であって、一人で泊まっても二人で泊まっても一部屋の請求のみとはKenken談
今回は一人一部屋借りました
部屋の予約は日本からでもBooking.com(ブッキングドットコム)で簡単に可能
日本からオーストリアの片田舎のホテル予約が簡単に出来るなんて凄い時代になりました
このホテルにした理由はここが(ビールの蔵元だけあって)この辺りの地主さんで周辺100km位の水源の権利を持っているから
このホテル内には釣りショップがあってそこでこの周辺の釣り券を購入出来るのです
※注意: ヨーロッパに於いて「釣り」とはフライフィッシングを指します。それ以外は不許可なことが圧倒的!このホテルの場合においても釣り場はフライフィッシング用が圧倒的に多く、たまたま水源の権利をここが持ってることからオマケでルアー釣りさせてもらってる感じです
チェックインを後にして先に釣り券を購入(29ユーロ)して早速釣り場へ向かいます
真っ先に向かったのはヌッシーが以前釣りをしているKenkenの写真を見て強烈に行きたくなったアノ場所
そう、Kenkenはここへ来るのは2回目なのです
まずはその憧れの場所へ向かいます
車で山を登って標高1300mの地点へ
湖の名前はヒンター湖(Hintersee)
おおぉぉぉぉぉ…
言葉になりません…
何という絶景!!
湖面は鏡のように静まり返り、7月だというのに残っている雪渓からは雪解け水が滝になって流れ落ち、標高1300mの足元から断崖が一気に2000mまでそびえ立っています!!
こんな所で釣り出来るなんて…
こちら側の岸からは結構浅くてミノーだとウィードに引っかかるのでトップウォータープラグのレッドペッパーmicroを投入!
そしてヒット!
ブルックトラウトです!
何と美しい…
雨のせいか釣れっぷりは本調子では無いようですが、2匹ほどキャッチしてひとまず次のポイントへ向かうことにしました
次のポイントは別の支流の上流部
近くにあったレストランでお昼を食べてからいざ出陣!
この場所はこんなところ
これまた絶景!!
ここでKenkenが何やら大きいのんを掛けました!
おお!レインボートラウト!
しかも大きい!
何よりこの風景の中でバルサ50ブラウニーで獲ったってのが良い!
優に50cmを超えるナイスなレインボーです!
よ〜し俺も!
節操無くヌッシーもブラウニーに変えてキャスト!
ヒット!
Kenken程ではないですがナイスなレインボーチャッチ出来ました!
ちなみにこの流域のレギュレーションでフックはシングルフックと決められているので全てがまかつのシングル53(ソルト用)に交換済みです
がまかつ(Gamakatsu) シングルフック53
レギュレーション的にコレ
でもトリプルよりも手返し良いのです
この川では他にもブラウン等5匹ほどキャッチして満足
3番目のポイントに向かいます
3番目のポイントはブラウゼー(Bluesee)と言う湖というよりは池
名前の通りブルーの綺麗な池でしたが、10cm程のブラウン(笑)を釣ったのみで終了
天気もよくなってきたので朝イチの湖(ヒンター湖)に戻ることにしました
朝イチの湖
いきなりヌッシー本日最大のブラウンゲッツ!!
こいつは実に良い出かたしました〜!
実に綺麗な魚体です
そこからはほぼ入れ食いに近い状態
湖の反対側へ渡ってからは10匹までは数えましたが結局何匹釣ったかは不明
で、一番釣れるのがレッドペッパーmicro(笑)
他のなにより高反応です
ティムコ(TIEMCO) レッドペッパーマイクロ
バス釣り時代から愛用してます
個人的には一番釣れるトッププラグ
至福の時間は何時までも続きましたが、レストランが閉まると食いっぱぐれるのでホテルに戻ることにしました
やろうと思えば夜9時頃でも明るいので続けられるんですけどね
もう釣りは十分に堪能させてもらいました
ブラウン・ブルック・レインボーと御三家制覇できましたしね!
幸せ…
(続く)
海外遠征!オーストリアでネイティブトラウト!(1)
ドイツ在住の友人Kenkenのお誘いを受けてヨーロッパまで遠征に出かけてきました
狙うはアルプスでのネイティブトラウトです!
カッコエエ〜!!(笑)
え?ジギングちゃうやんって?
Kenkenがヨーロッパ赴任中に行っとかないと二度とこんな釣りできませんからね
Kenkenが住むのはドイツのフランクフルト
しかしドイツは「釣り」全般に対するレギュレーションが異常に厳しいのです
鮒一匹釣るのに国家試験(全てドイツ語)を受けなければならないためにまず無理…
一応海外からのツーリスト向けに市役所で申請すれば5年有効の釣り許可証も貰えるようですが、そもそも平地が多いドイツでは止水が多くてフレッシュな渓流魚を釣ろうと思った場合はシュバルツバルト(黒い森)近郊か南部地方まで下がる必要があるのです
ならヤヤコシイ申請関係はせずに車でシューッとオーストリアまで下がった方が楽!
ちなみにスイスは若干レギュレーションが厳しくて、チェコ辺りもまぁまぁレギュレーションが厳しいんです
その点で言えばオーストリアが一番釣りやすいのではないでしょうか
勿論オーストリアも規制はあり、川単位で日本の鮎釣りのように遊漁券を買わなければならなかったりはします
日本出発は7月6日
チケットは3ヶ月ほど前にHISで購入しました
ルフトハンザ航空の直行便等もありましたが、折角の一人旅に直行便ってのも味気ないのでどこか寄り道を…
ドバイ経由の便は飛行距離が長くなりそうでパス(美人アテンダント揃いと噂のエミレーツ航空に最後まで惹かれましたが…)
そうそう寄ることは無いと思われるフィンランドのヘルシンキ(ヴァンター)空港へフィンエアーを使って北極最短ルートにて経由することに(笑)
こんな理由で寄り道する人も珍しいかも…
ちなみに航空機代は往復でサーチャージ代3万程込み15万円ほどでした
また、釣竿の輸送ですが当初は2mの水道管を購入してワンピースの竿を入れて積み込もうと考えていたのですが、ここ数年各航空会社で預けられる荷物の規定が軒並み厳しくなり「長尺物」の概念が変わってきたもよう
以前なら釣竿はスキー板と同じように「スポーツ用品」という括りで特別枠になっていたはずですが、最近は航空会社によって…と言うよりは現実カウンターに居る人の知識や裁量いかんによって追加料金を取られるか取られないかが違ってくる模様
追加料金は片道7000円だったり中には20000円と言う事例もあるようなのでワンピースを持っていくのは断念
以前から持っていた2ピースの古いトラウトロッドと6000円で売っていたメジャークラフト製のSlicer60UL(2ピース)を買って持っていくことに
追加料金よりも竿の方が安いなんて…
そう思って用意した150cm程の水道管製ロッドケースですが…
関空のフィンエアーカウンターで荷物を預けるとロッドで80ユーロ(約10000円)払えとのこと
何故?!
聞けばフィンエアーでは荷物が2個になった時点で追加料金が発生するとの説明
聞いてないよ〜〜!
大概2個までは荷物預かってくれるんちゃうの?!
しかも機内持ち込みは竿が危険物とみなされるためにNG
こんな竿でどうやってハイジャックしろと?!
仕方なく泣く泣く80ユーロ払わされるハメに
んで10時間飛んでフィンランドへ
ヘルシンキ空港…
何も無いぞ!(爆)
あると聞いていたムーミンショップも見当たらず
ここではパスポートチェック(入国審査)があります
ここでEU圏内での乗り換えについて説明
例えばフランクフルトへ直行便で飛ぶとフランクフルトでパスポートチェックがありますよね
よくあるのが中東のドバイ経由等でのルートですが、この場合はドバイで1回フランクフルトで1回のパスポートチェックになります
今回はフィンランド(EU)経由でドイツ(EU)への飛行なのですが、フィンランドで「EUと言う国に入った」とみなされる為にドイツ(フランクフルト)でのパスポートチェックは無しです
これがどう変わるってくるかというと、フィンランドのヘルシンキ空港では国際線のロビーをウロウロ出来るのですが、そこからは国内線移動
なので帰りも含めてフランクフルトでは国内線ロビーしかウロウロ出来ないので免税店を見ることは出来ません
ちょっと意外なトラップ発生でした(笑)
ヘルシンキからフランクフルトまではチッコイ飛行機に乗り換えて2時間
と、ここでトラブル発生!!
しょっぱなにヌッシーのトランクが出てきたものの待てど暮らせどロッドケースが出てこず
しまいに「コレでフィニッシュ!」の意味の空き箱が出てきて乗客は全て立ち去りコンベアーの回転も止まり…
おい!(怒)
どないすんねん!
で、その辺をうろついていたレゲエ風ノリノリの空港職員の兄ちゃんを捕まえて
「こんな形のロッドケースが出てこないぞ!」
「中身何?」
「フィッシングロッド!」
「じゃぁコンテナヤードまで見に行こう!一緒に来いよ!」
って言うので付いて行くと、丁度向こうからコンテナヤードのオッサンが「これ何やねん?」ってな怪訝な顔でヌッシーのロッドケース鷲掴みにして登場(爆)
「お!それ俺の俺の!」
ふぅ〜〜冷や冷やしました
すっかり取り残されたヌッシー、出口判らん(爆)
フランクフルトの案内板は良くワカランのです
ヘルシンキもそうでしたが、フランクフルトも英語の案内板が少ないのは意外でした
でもよく考えたら国内線出口だからですね
(何故かヘルシンキは中途半端に日本語表記アリ)
やっと探しだした出口から出るとKenKenが待っていてくれました
やっと着いたよ!
空港からKenkenの家まではアウトバーンを20分程走ったところ
家に行く前にビヤガーデン(?)に寄って晩ご飯とビール
ちなみに写真の時間で夜9時です
この時期のドイツで日が暮れるのは夜10時頃
ドイツのビールはアルコール度数が低くて飲みやすいです
味は旨いです
Kenkenの家で一晩泊まって翌日はKenken仕事あるので、ヌッシーはフランクフルト市内で降ろしてもらって一人市内観光
写真はレーマー広場ですね
フランクフルトは作家のゲーテを観光の中心に据えてますが、ゲーテそのものに馴染みがないためにいまいちピンとこず
歩き疲れた頃にKenkenにピックアップしてもらってライン川沿いにローレライまでドライブ
ドライブついでにドイツのサウナに連れていってもらいました
いわゆる普通のサウナですが、ドイツの国民性って言うんでしょうか全裸混浴なんです(驚)
ホントに全裸(笑)
話によると2カップル(4人で)サウナデートとかもあるそうでビックリ!
日本人にとっては驚きで現地駐在の人にはうってつけのネタコースなのかヌッシー達のような日本人男二人組も他に居はりました
その後自宅に帰ってきて荷物を積み込んでそのままオーストリアまで釣りの旅に出発!!
(続く)